約 2,795,800 件
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/35.html
原作設定及び企画進行中に生まれた用語の解説 ネタバレ有りなので注意! 【英数字】【あ行】【か行】【さ行】【た行】【な行】【は行】【ま行】【や行】【ら行】【わ・を・ん】 ※死者スレ関連用語はこちら 英数字の本編用語集 【Fate/stay night vs 戦国BASARA】 【GNホンダム可翔式】 【Hanepedia】 【(J・S・J)】 【UUU】 あ行の本編用語集 【一方通行(アクセラレータ)】 【一方通行(アクセロリータ)】 【アニロワ3rdにおけるあだ名一覧】 【アニロワ3rdにおける主催陣】 【アニロワ3rdにおける恋愛事情】 【アホの子】 【アンリ・マユ祭り】 【池田ァ!】 【漢】 【俺とホンダム】 か行の本編用語集 【カイジ勢、圧倒的全滅‥!】 【家電乱舞】 【カマコンビ】 【カマやん】 【彼氏彼女のすれちがい】 【カワイソス四天王】 【ガンダムVSガンダムVSヨロイVSナイトメアフレーム~戦場の絆~】 【ギアス】 【ギャンブル船】 【きれいな安藤】 【首輪さん】 【首輪ちゃん】 【グラコロ】 【黒一方さん】 【クロコノミカタ】 【黒美穂子】 【けいおん!】 【けいおん勢の再会→惨劇の法則】 【けいおん!>咲-saki-の法則】 【この人は女性です】 さ行の本編用語集 【サクライズ】 【鯖】 【GN粒子にはよくあること】 【式神コンビ】 【死者スレ】 【死体損壊王】 【シロクロ】 【政庁】 【政庁フラグバースト】 【宋蓮】 【そげぶ】 【そにぶ】 た行の本編用語集 【タンヤオドラ2、3900直撃】 【超五飛】 【直死の魔眼】 【童帝】 な行の本編用語集 【何が船組だよどっちなのかはっきりしろコラァァァ】 【『なにせ我々は……《金》で《魔法》を買ったんだからなッ!!』 】 【信長包囲網】 は行の本編用語集 【馬イク】 【穿いてない】 【爆ボン】 【腹黒の騎士団】 【ピザハット】 【ふぁさひい】 【笛】 【船井さんうらやましいです(^q^)】 【フラグ王】 【へっぽこ三人組】 【変態】 【ホンダム】 【ホンダムVSバーサーカー】 ま行の本編用語集 【魔眼組】 【澪釣り】 【美穂子】 【もやし】 や行の本編用語集 【ヤンデレ】 【ユフィ爆弾】 【百合】 ら行の本編用語集 【レイニーデビル】 【ロワ充】 わ・を・んの本編用語集 .
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1682.html
85 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/22(金) 00 30 30 ID R4b40wos ~~安土城・資料室~~ デュオ「えーっと、これがこうで……ああすれば……よし、なんとかなりそうだな」 刹那「誰かいるのか?…デュオ・マックスウェルか。ここで何をしている」 デュオ「おっ、刹那か。実はさっきな、瓦礫の山の中でサザーランドを見つけたんだ。けど、故障箇所があって修理する必要があったからそれに関する資料を探していたんだ」 刹那「そうか。それで、直りそうか?」 デュオ「ああ、いけそうだぜ。世界が違うとはいえ使っている部品はどこも同じようだ。ただ、不足したパーツを探すのが面倒だな」 刹那「それなら、黒桐幹也や衛宮士郎に頼むといい。一方は物探しが異様に得意、一方は魔術で物を精製できるようだ」 デュオ「へぇ、そいつはいい事を聞いたぜ。(スイーパー・グループに最適だな。後で誘ってみるか)ありがとよ」 刹那「ところで、参戦作品棚のBDが何点か空いていたが、それもお前か?」 デュオ「ああ、ちょっと息抜き程度に見させてもらったぜ」 刹那「そうか。見終わったら棚に戻しておけよ」 デュオ「へぇへぇ。しかし、お前とヒイロって本当に境遇が似ているな。朴念仁だったり、お姫様と知り合いでゾッコンなところも」 刹那「いや違う。俺と彼女はそんな関係じゃない」 デュオ「…扱い方も一緒だな…。しかも、このバトルロワイアルでも美人さんと仲良くしていたようだし」 刹那「?ヒイロとファサリナは互いにただ協力していただけだ、っと聞いていたが?そもそも俺はホンダムと一緒で女性とほとんど接触していない」 デュオ「だーっ!そこでマジでボケるな!お前のは死者スレでの話だよ!えーっと、ほら、たしか竹井久っていう女の子といい雰囲気だったろ!」 刹那「…過去の死者スレも見ていたのか」
https://w.atwiki.jp/wiki11_row/pages/256.html
アニメキャラ・バトルロワイアル2nd アニメに登場するキャラクターでバトルロワイアルを行うリレー小説企画の第2弾。 参加作品は前回同様、純粋なアニメ作品だけではなく漫画、ラノベ、ゲームを原作とした作品も混じっている相変わらずのカオスぶりである。 一応「設定はアニメ準拠で、原作の設定は差支えがない程度ならOK」という触書がある。 『原作設定を使ってはいけない』のではなく、『アニメに矛盾してはいけない』ということ。 参加作品はおよそ20作品。参加者は82名。 この2ndならではルールにのっとった展開で問題が出たことは今のところ無い。 ひとえに筆者の空気を読みぐあいと匙加減とその時のスレの議論という不確定要素に左右されやすい。 何事もほどほどに。 熱血、欝、王道、というカテゴリに収まらない読者の予想の斜め上を進む展開が比較的多い。 中盤~終盤以降は斜め上の変化球どころか消える魔球、むしろギガドリルブレイク級の超展開も続出。 恐らく主催者がロワを放棄して途中退場、その後一部の参加者により主催が乗っ取られるロワはこれが最初で最後に違いない。 また主催者の出身作品の関係上、『螺旋力』という特殊なステータスが存在しており、これによる参加者たちの戦闘能力のインフレも他のロワに例を見ないほど激しい。 主催サイドに敵対(≠参加者の救済)する外部勢力からの介入が発生してからはその傾向が更に顕著になってきている。 開始当初の議論では、支給品のひとつである『ソルテッカマン』が実用の可能な最大火力ではないかと推測されていたのだが…… 2009年2月22日未明、最終話『HAPPY END』によって見事に完結を迎えた。 怒涛の展開、総集編を含めて3日がかりの投下、間に休憩を挟みつつゲームブック形式の死者スレネタ…… そしてあらゆる意味で空前絶後の『ハッピーエンド』な終末は一読の価値あり。 主催者 螺旋王ロージェノム@天元突破グレンラガン 参加者 7/7【魔法少女リリカルなのはStrikerS】 スバル・ナカジマ / ティアナ・ランスター / エリオ・モンディアル / キャロ・ル・ルシエ / 八神はやて / シャマル / クアットロ 6/6【BACCANO バッカーノ!】 アイザック・ディアン / ミリア・ハーヴァント / ジャグジー・スプロット / ラッド・ルッソ / チェスワフ・メイエル / クレア・スタンフィールド 6/6【Fate/stay night】 衛宮士郎 / イリヤスフィール・フォン・アインツベルン / ランサー / 間桐慎二 / ギルガメッシュ / 言峰綺礼 6/6【コードギアス 反逆のルルーシュ】 ルルーシュ・ランペルージ / 枢木スザク / カレン・シュタットフェルト / ジェレミア・ゴットバルト / ロイド・アスプルンド / マオ 6/6【鋼の錬金術師】 エドワード・エルリック / アルフォンス・エルリック / ロイ・マスタング / リザ・ホークアイ / スカー / マース・ヒューズ 5/5【天元突破グレンラガン】 シモン / カミナ / ヨーコ / ニア / ヴィラル 4/4【カウボーイビバップ】 スパイク・スピーゲル / ジェット・ブラック / エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世 / ビシャス 4/4【らき☆すた】 泉こなた / 柊かがみ / 柊つかさ / 小早川ゆたか 4/4【機動武闘伝Gガンダム】 ドモン・カッシュ / 東方不敗 / シュバルツ・ブルーダー / アレンビー・ビアズリー 4/4【金田一少年の事件簿】 金田一一 / 剣持勇 / 明智健悟 / 高遠遙一 4/4【金色のガッシュベル!!】 ガッシュ・ベル / 高嶺清麿 / パルコ・フォルゴレ / ビクトリーム 4/4【天空の城ラピュタ】 パズー / リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ / ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ / ドーラ 4/4【舞-HiME】 鴇羽舞衣 / 玖我なつき / 藤乃静留 / 結城奈緒 3/3【R.O.D(シリーズ)】 アニタ・キング / 読子・リードマン / 菫川ねねね 3/3【サイボーグクロちゃん】 クロ / ミー / マタタビ 3/3【さよなら絶望先生】 糸色望 / 風浦可符香 / 木津千里 3/3【ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日-】 神行太保・戴宗 / 衝撃のアルベルト / 素晴らしきヒィッツカラルド 2/2【トライガン】 ヴァッシュ・ザ・スタンピード / ニコラス・D・ウルフウッド 2/2【宇宙の騎士テッカマンブレード】 Dボゥイ / 相羽シンヤ 2/2【王ドロボウJING】 ジン / キール 82/82 外部リンク 支援サイト アニメキャラ・バトルロワイアル 2nd @wiki アニメキャラ・バトルロワイアル・セカンド 専用掲示板 スレッド アニメキャラ・バトルロワイアル2nd part0-1 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ1 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ2 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ3 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ4 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ5(実質6) アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ7 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ8 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ9 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ10 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ11 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ12 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ13 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ14 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ15 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ16 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ17 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ18 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ19 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ20 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ21 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ22
https://w.atwiki.jp/wiki11_row/pages/427.html
アニメキャラ・バトルロワイアルGO アニメに登場するキャラクターでバトルロワイアルを行うリレー小説企画。 2016年5月9日(月)、アニメキャラ(総合)@2ch掲示板のアニメキャラ・バトルロワイアル5thスレにて新企画として開始される 2016年6月17日(金)、パロロワ総合板にてスレ立て 2016年10月29日(土)、第一回放送通過 主催者 ダーハラ@迷家-マヨイガ- 光覇明宗の僧×4@うしおととら イヤミ@おそ松さん 参加者 6/6 名探偵コナン 江戸川コナン/毛利蘭/灰原哀/安室透/赤井秀一/ジン 6/6 うしおととら 蒼月潮/とら/秋葉流/引狭霧雄/斗和子/紅煉 6/6 ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 東方仗助/広瀬康一/虹村億泰/岸辺露伴/片桐安十郎/吉良吉影 6/6 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 三日月・オーガス/オルガ・イツカ/ビスケット・グリフォン/アイン・ダルトン/ガエリオ・ボードウィン/マクギリス・ファリド 6/6 迷家-マヨイガ- 光宗/スピードスター/ヴァルカナ/らぶぽん/美影ユラ/ナンコ 5/5 おそ松さん 松野おそ松/松野カラ松/松野チョロ松/松野一松/松野トド松 5/5 東京喰種 トーキョーグール 金木研/霧島董香/月山習/ヤモリ/真戸呉緒 5/5 オーバーロード アインズ・ウール・ゴウン/アルベド/シャルティア・ブラッドフォールン/デミウルゴス/クレマンティーヌ 5/5 うたわれるもの 偽りの仮面 ハク/クオン/ネコネ/オシュトル/ヴライ 4/4 ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン ニンジャスレイヤー/ダークニンジャ/ヤモト・コキ/シルバーカラス 4/4 ストライクウィッチーズ 宮藤芳佳/リネット・ビショップ/サーニャ・V・リトヴャク/エイラ・イルマタル・ユーティライネン 4/4 がっこうぐらし! 丈槍由紀/恵飛須沢胡桃/若狭悠里/佐倉慈 4/4 この素晴らしい世界に祝福を! 佐藤和真/アクア/めぐみん/ダクネス 3/3 ガールズ パンツァー 西住みほ/西住まほ/逸見エリカ 3/3 THE IDOLM@STER 天海春香/如月千早/星井美希 72/72 外部リンク 支援サイト アニメキャラ・バトルロワイアルGO @ wiki アニメキャラ・バトルロワイアルGOしたらば掲示板 スレッド アニメキャラでバトルロワイアル5th アニメキャラ・バトルロワイアルGO
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/149.html
◆1aw4LHSuEI氏 氏が手がけた作品 話数 タイトル 登場人物 003 阿良々木暦の憂鬱 阿良々木暦 055 どうしようもないわしに光の天使が降りてきたからもう賭博なんてしない 兵藤和尊 077 RHYTHM DIMENSION 衛宮士郎、秋山澪、白井黒子 091 こんなに近くで... キャスター、黒桐幹也、田井中律 111 僕にその手を汚せというのか 海原光貴 131 彼女らが恋した幻想殺し/彼の記憶 戦場ヶ原ひたぎ、上条当麻 163 徒物語~ももこファントム~(上)徒物語~ももこファントム~(下) ルルーシュ・ランペルージ、東横桃子、平沢憂、セイバー、阿良々木暦、荒耶宗蓮 172 誰も私を責めることはできない 浅上藤乃、ライダー 173 第二回定時放送~クビワリサイクル~ 遠藤勇次、インデックス 183 飽く迄も愛してくれる? アーチャー、C.C.、神原駿河 223 隣合わせの灰と青春 上条当麻、一方通行 233 街の灯り潤んで揺れる ライダー 250 あなたは無駄だと笑いますか? リボンズ・アルマーク、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 257 阿良々木暦の暴走(前編)阿良々木暦の暴走(後編) 阿良々木暦、浅上藤乃、グラハム・エーカー、天江衣、白井黒子、伊達軍の馬 267 生物語~すざくギアス~(上)生物語~すざくギアス~(下) 一方通行、C.C.、戦場ヶ原ひたぎ、枢木スザク 281 おわりのはじまりⅠ「少女には向かない職業」おわりのはじまりⅡ「東横桃子は笑わない」おわりのはじまりⅢ「喝采の澪」おわりのはじまりⅣ「アリー・アル・サーシェスと秘密の鍵」おわりのはじまりⅤ「最後の挨拶」 衛宮士郎、福路美穂子、荒耶宗蓮、デュオ・マックスウェル、両儀式、平沢憂、ルルーシュ・ランペルージ、秋山澪、東横桃子、アリー・アル・サーシェス、浅上藤乃、天江衣、リボンズ・アルマーク、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン、宮永咲、原村和、言峰綺礼 296 優&愛(前編)優&愛(後編) ルルーシュ・ランペルージ、平沢憂、アリー・アル・サーシェス 299 わたしとあなたは友達じゃないけど(前編)わたしとあなたは友達じゃないけど(後編) 秋山澪、東横桃子、織田信長、言峰綺礼 登場させたキャラ 3回 阿良々木暦、浅上藤乃、秋山澪、ルルーシュ・ランペルージ、東横桃子、平沢憂 2回 上条当麻、ライダー、白井黒子、一方通行、C.C.、戦場ヶ原ひたぎ、衛宮士郎、リボンズ・アルマーク、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン、天江衣、荒耶宗蓮、アリー・アル・サーシェス、言峰綺礼 1回 兵藤和尊、キャスター、黒桐幹也、田井中律、海原光貴、セイバー、遠藤勇次、インデックス、アーチャー、神原駿河、グラハム・エーカー、枢木スザク、伊達軍の馬、福路美穂子、デュオ・マックスウェル、両儀式、宮永咲、原村和、織田信長 氏に寄せられた感想 ギャグ、ちょいエロ、心理描写と何でもこなせるバランスのいい繋ぎ書き手さん。WIKIぺディア羽川さんには誰もが爆笑した -- 名無しV3 (2009-11-28 17 12 37) 良質の繋ぎ手からアニロワ3を代表する二枚看板の一人に成長。その構想力は随一で、安定感があり、何より読んでいて面白い。個人的お勧め作品は『徒物語~ももこファントム~』。 -- 名無しさん (2010-03-06 12 05 16) アニロワ3rdのダブルエースの一人。丁寧なキャラ描写は評価が高く、この人のSSは安定感という面ではトップクラス。繋ぎ中心な人ではあるが、数少ないバトル話である「ももこファントム」も評価は高い。 -- 名無しさん (2010-04-21 20 01 46) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/2053.html
第六回定時放送 ~Loreley~ ◆ANI3oprwOY 懐かしい記憶がある。 それは私の手を引いてくれる彼であったり。 それは私の世話を焼いてくれる彼女であったり。 優しくて、大好きだった母や、父であったり。 どれも、幸せだったいつかの思い出たち。 どれも、今は無き記憶だけの日々。 今は辛かったりする。 今は楽しくなかったりする。 だからつい、思い出してしまうけれど。 戻れないことは知っている。 知っていて、それに納得してはいた。 だけど、気になってしまったから。 見ることができてしまったから。 私はついつい、覗いてしまって。 ああ、本当に、見なければ良かったと今は後悔している。 その景色。 私の知らない記憶がある。 それは心臓を抜き取られる誰かであったり。 それは一人静かに世界の扉を閉める誰かであったり。 静かに朽ちていく、今の私の未来であったり。 どれも、辛く哀しい誰かの思い出たち。 どれも、私の辿る運命の縮図たち。 どこかに、何処かにあるのかもしれないと。 探してしまったのだ。 無数にある世界の中で一つくらい、あってもいいと。 願ってしまったのだ。 理想のカタチをした、終わりがあってもいい筈だと。 今の私が救われないことは知っている、納得している。 それでも幾つもに重なりあったこの世界で、どこかにるんじゃないかって。 思った。 願った。 期待してしまった。 希望を掴んだ私が。 未来を許された私が。 幸福を与えられた私が。 一人くらいは、いるんじゃないかって。 そういう愚かな、祈りだった。 そして、ああやっぱり。 探しても探しても、何処にも見当たらなかった。 報われない私しか、どの世界にも存在しなくて。 じゃあ私には最初から、私という存在の生まれたその時から、それは用意されていなかったのだと。 最初から知っていたことを、私は再確認して。 そしてただ、それだけだった。 納得行かないなんて、今更な話。 不満なんて、無駄なことは言わないつもり。 私はきっと、答えのない答えを求めていて。 だけど、それでも私は、誰かに教えて欲しかったのかもしれない。 ――私の救われる結末は、どこにあるのだろうか? ○ ○ ○ 「――――……じゃあ、あなたはいったい、何を望んでいるのよ?」 ○ ○ ○ 「――――聞こえているのかしら?」 誰かに尋ねるような言葉が何の前触れもなく届いたのは、バトルロワイアル開始より三十六時間が経過した、正にその時であった。 この場所に残る者は誰ひとり聞いたことのない少女の声で、それは始まった。 こほんと咳払いをして、声は少し無気力に、こう続けた。 「――聞こえていたところで意味があるのかしらね。 でも、ゲーム開始から三十六時間が経過したので……第六回定時放送を始めるわ」 定時放送。今一度この時間が起こると予想できていた者は、それほど多くはないかもしれない。 首輪というルールが破られた今、抑止力は失われ、このままの勢いでゲームは終了するだろう。 そう、考えられていた。 しかし違った。 たとえ首輪が外れようが、どれほど参加者が死に至ろうが。 まるで関係なく、『いつもどおり』に放送は行われる。 バトルロワイアルに揺らぎはないと、証明するように。 一方で、この放送を聞く幾人かはある言葉を思い出していたのかもしれない。 神を名乗る者、リボンズ・アルマークより予告されていた存在。 神と対になる者―――女神。 「ああ、申し遅れたわね。……はじめまして。イリヤスフィール・フォン・アインツベルンよ」 はじめまして。たしかにその通りなのだろう。 もはやこの放送を耳にする者達の中に、彼女を知るものは存在しない。 彼女を知る参加者はもう全て、舞台を降りてしまっているが故に。 「けど名前なんて、きっとどうでもいいことなのでしょうね。 どうしてまた放送の担当が変わったのか……なんてことも、今のあなた達にはどうだっていいはず。私もあまり興味が無いし。 それよりもっと気にすべきことがあるはずよ」 ひたすらに無気力に聞こえる言葉はしかし、事実なのだろう。 この声に、この言葉に、この放送にすら、きっと本質的には、意味が無いのだから。 女神の役を担う少女はそれを十分に知りながらも、声をかける。 放送という、仕組みを回す。続けていく。続けることにのみ、意味があるかのように。 「―――さて、それじゃ連絡事項を伝えておくわ。 聞いているのなら、一度しか言っちゃいけないから、聞き逃さないようにね。 ………………。 それでは禁止エリアを発表するわ。 【C-5】【F-6】【B-4】 首輪が外れた以上、これも意味はないでしょうけどね。 それじゃあ次に、前回放送から今までの死亡者の発表よ。 【天江衣】 【織田信長】 【ルルーシュ・ランペルージ】 【東横桃子】 以上、四名。残りは八名ね。 …………そして、最後の連絡事項。 既に一度聞いているとは思うけれど―――あなた達の首輪は既に外された。 それはこのバトルロワイアルを放棄する行為と解釈された。 よって、今より六時間後、第七回定時放送が終了したそのときから『リボンズ・アルマーク』さっき降りていった奴が、そちらに向かうわ。 殺し合いを放棄した者から順に、彼によって討たれることになるでしょう。 それを理解した上で、これからどうするのか決めなさい。 …………それと。 疑っている人も多いでしょうけど、本当に奇跡はここにある。 穢れ無き奇跡、どんな願いでも叶えられる願望機がここにはある。 そして、優勝したものには確かにそれを使用する権利を与えることを保証する。 証明は十分にしてきたはずよ。殺しあうかどうかは、あなた達の勝手。 だけどその結末に、確かな奇跡が残されているということを、どうか忘れないで欲しい。 私からは、それぐらい。第六回定時放送を終了するわ。 ああ……もしもあなた達の中から勝者が現れるとするならば―――その願望とともに、会いましょう。 それじゃあね」 そうして、始まった時と同じぐらいに唐突に。 第六回定時放送は終わりを告げた。 ○ ○ ○ 「――――……決まっているさ、僕の望みはね……」 ○ ○ ○ かちりかちりと時計は刻み、くるりくるりと時間は巡る。 カウントダウンは始まった。 程なく待望の終末が訪れ、願いはようやく果たされる。 それが誰のものにせよ。 其は全にして一。一にして全。 あらゆる願いを叶える奇跡の器。 究極にして至高にして完全なる願望機。 聖杯は誰がために血を注ぐ。 座する勝者は未だ決まらない。 だが焦らずとも遠からず、手は届くだろう。 たとえ、那由他の彼方の果てにある希望だとしても。 時は放送が終わり間も無く。 『この場所』に帰還したリボンズ・アルマークは、気がついたことがあった。 それは傍らに在る少女の、細微な変化だった。 「…………イリヤスフィール」 「何よ」 返事は即答。 「気に障ることでもあったのかい」 「別に」 きっぱりとした即答が二連。 しかし声色に微量の揺れがあった。 それは――極小の怒気、あるいは苛立ちに分類されるものか。 感情の機微には疎いリボンズではあったが、それを察することはさほど難しいことではない。 人の感情というものは彼にとって最も遠く、同時に最も身近なものなのだから。 つまりイリヤスフィールはいま、機嫌が悪い。と、彼は察していて。 しかし、だとするならば、少女がなぜ怒っているのか、その理由には思い至らない。 幾つかの候補こそ思いついてはいたのだが。 「前の賭けが気に入らなかったかい? そうだね、まあ確かに、僕が僕に賭ける。なんて詭弁だということは認めよう、しかし――」 「違うわ」 「そうかい。だったら、無意味な放送を、君にさせたことを怒っているのかな。 だけどアレは必要なことさ、無意味でも、必要だ。君の存在は知らされるべきだ。彼らが、一人残らず消える前にね」 「……あなたの、そのあたりの考えは分かっているのよ。だから違うわ」 「ふむ。だったら――」 少しだけリボンズは考えるふりをしてから、言葉を続けた。 「―――僕が、殺し合いに参加することを。優勝者となることが気に入らない、そういうことかな?」 リボンズ・アルマークは、思いついていた。 この少女は自分が参加して優勝者となることを望んでいないのではないか、と。 だとするならばそれは少々、困ったことになるが故に、自然、苦笑いが表情に浮かんでいる。 それはもしかすると、彼の存在や背景をよく知るもの――いるとすればだが――にとって見れば、酷く奇特な表情だったことだろう。 『あり得るはずのない』と言ってもいい程の。 だがここで、それを知るものも、まして認識するものもいない。 故にただ、言葉が交わされている。あくまで、少年と少女の、少し変わった会話のように。 それはきっと、酷く歪で、数奇なものかもしれず。 それすら、誰も認識しない。この場所では。誰一人。ここには彼らしかいないのだから。 「……だから、言ってるでしょ。別に怒ってるわけじゃないのよ、あなたに」 そしてイリヤスフィールが呆れたような顔で少し笑う。 このときリボンズの顔に浮かんだ表情こそ、彼を知るものが見れば、おそらく最も奇異なもので。 やはり誰もそれを、知らぬまま。 「ちょっと、あなたが何やってんのかよくわかんないな。……って、思ってるだけで」 笑顔で告げるのを見てリボンズは確信していた。 イリヤスフィールはいま、怒っているのだ、と。 ○ ○ ○ 「――――……それ、本気で、言ってるの?」 ○ ○ ○ この殺し合いの果てには報酬がある。 積み重なった死体の上で最後まで生き残り、優勝することができたなら。 無限とは言わずとも、奇跡とは言えるだけの願いを叶えられる。 10億ペリカと定められた金額だけの。 10億ペリカの願い。 1億ペリカで世界移動。 4億ペリカで死者蘇生。 そういった願いがなぜ金額によって定められているのか、それは奇跡が有限のものだからだ。 正確に述べるのならば、聖杯を一度起動することで得られる奇跡が、それだけということになる。 そもそも、此度のバトルロワイアル―――擬似的な聖杯戦争―――で出現する聖杯はオリジナルである冬木のものと大きく性能が異なっている。 英霊の代わりに異世界人を召喚し、それぞれの並行世界との壁に風穴を開けてそこから魔力を抽出する、といった性能は既に述べられていたとおりである。 更にそれに加えて、この聖杯は様々な異世界の技術を加えることで、異世界との穴を固定して安定起動させることができる、という利点を得ている。 つまり、必要なときに必要なだけ、それぞれの世界のマナ(魔力)を枯らさない程度に抽出して使用することが可能なのだ。 「―――リボンズ。あなたはこの殺し合いが終わって、優勝者が願いを叶えたならば、その後この聖杯を自由にする権利を得る」 それが、聖杯を作る方法こそ知っていても実現出来るだけの力がなかったイリヤスフィールが、リボンズに提案した報酬。 共犯者たるリボンズは、イリヤスフィールの死後、彼女が残した聖杯を自由に使用することができる。 つまり、無限の奇跡をその手に掴むのだ。 「だから、この優勝賞品の「10億ペリカ分の奇跡」っていうのは、実際のところは聖杯を最初に、リボンズ・アルマークよりも先に使用する権利、ということ」 だとするならば、リボンズが殺し合いに挑むことに合理的な理由など、どこにも存在しないことになる。 参加者が叶える10億分の奇跡、それを妨害する必要などないのだ。 聖杯の魔力は無尽蔵。何度でも使えるのだから、最初の一度を温存したところで、大して意味はない。 参加者が多少余分なペリカを持っていて、少しばかり追加の奇跡を願おうとも、それは変わらないことだ。 何度使われようが、何人生き返らせようが、それで摩耗するような代物ではないのだから。 ならば下等と見下す人間に奇跡を譲ることが我慢がならないか。 他人に所有物を先に使われることを厭うような心境か。 ―――どちらも、この傲慢な男にはあり得る思考ではある。 が、わざわざ数多の仕込みを行う理由になるとも思いがたい。 簡単だから、手間がかからないから、残りの参加者程度なら軽く殺せるから。 取れるものはとっておこう、とでもいったような軽い気持ち程度で、この殺し合いに参加する。 そのような理屈は成り立たない。あまりにも容易では無いからだ。 イリヤスフィールにも、遠藤ら通常運営陣にも気付かれないように、首輪を解除させるための仕掛けを会場に仕掛けることは、非常に手間がかかる行為だ。 ヴェーダを掌握していて情報操作に長けているリボンズであっても、それは簡単なことではない。 しかも、内容はともすればバトルロワイアルの根幹を揺るがしかねない事態。 もしも漏洩してしまえば反乱や混乱を生み、バトルロワイアル実行を大きく阻害したかもしれない。 それらのリスクを天秤にかけるなら、これは決して軽い理由などで行えるものではないのだ。 「―――わからない、っていうのはそのこと。気になってたのはそのことよ」 さらに、彼が参戦するまでは六時間の余裕があるという。 六時間。明らかに、長すぎる猶予だった。 その六時間で、何かが変わるとは思えない。 既にリボンズの勝利はほぼ確実で、参加者にできる事は限りなく少ない。 だがリボンズもまた、自身の敗北など欠片も思考してはいないだろうが、無駄を省くという合理性はしっかりと備えているはずだった。 これほどの時間を参加者に与えることに何の意味があるというのか。 多量の手間を掛けること、不可思議な余裕を見せること。気まぐれなのか。 どうにも筋が通っていない。そんな理屈では、ちぐはぐな行動を説明することはできない。 「リボンズ、私にはね。あなたが、あのとき言った願いを叶えたいとは、思えないのよ」 彼と彼女が初めて出会ったあの日、彼が語った『願望』。 そこに生じた懐疑。少なくとも。必死さが感じられない。 切実な思いを抱えているとは思えない。 それを望むというならば―――聖杯を手にするべく真っ当に運営を行うことが一番の近道だったはずなのだから。 「ねえ、あなたは、何を望んでいるの?」 問いかけていると言うよりは、答えを求めていると言うよりは、疑念だ。 分からなくても、理解が及ばずとも。それでもイリヤスフィールはリボンズのことを解釈していたのだ。 彼が語った願いは、彼女には理解できない願いだったけれど。しかし、それは、尊い願いであるような気がしたから。 彼女なりにリボンズを共犯者として認めていた。それが、裏切られたのではないかと。 「もう一度―――答えなさい、リボンズ」 鋭さの滲んだ問に、少し驚いた顔でリボンズはイリヤスフィールを見た。 何に対して驚いたのか、それは定かではなかったが、そのような顔を一瞬だけ、した。 そして、すぐに引かせて、いつもどおりの薄い笑顔を作ってみせた。 「別に、あの日君に語った事は、嘘ではないよ」 そう言って微笑みかけるものの。 「………………」 じっと胡散臭げに睨みつける視線に、苦く笑う。 「…………そうだね、話をしようか。イリヤスフィール」 ほんのわずかな空白の後に述べられた言葉はそのようなものだった。 「……話、ですって?」 「ああ、今更だけど、僕たちはあまりにも自分の共犯者のことを知らないみたいだ。……思えば君と、ちゃんと話をしたことなんてなかったしね。 だったら話をしよう、イリヤスフィール。 僕を信じられないなら、僕も君に信じられるように、語るしかないのさ。もうここまできたんだ、隠し事はなしにしてね」 「……なにそれ。リボンズ、本当にどういうつもりなのよ。 どうして、今さらそんなことしろっていうの? どうせ私はもうすぐ……」 「そうだね―――君は死ぬ。もうじきに」 リボンズはイリヤスフィールを見つめた。微笑みは消えていた。 それがどういう意味なのか。イリヤスフィールには分からない。 「―――だけど、それまでには充分な時間があるだろう? 僕が会場に行くまで、まだ六時間ある。 だったら、残る時間を僕と一緒に過ごしてくれてもいいだろう。他にやることがないなら、ね」 「…………リボンズ?」 「嫌なら嫌でも構わないが。―――君は、どうしたい?」 少しの静寂。 そして、 「嫌じゃないわよ、別に」 提案を受け入れるという、解答がイリヤの口からは発せられていた。 別に嫌というほど嫌なわけではなかった。 意図がわからなかったから聞き返してはみたけれど。 よく考えたらここで話すことでリボンズの思惑が分かるというのなら、それはイリヤスフィールにとって望むところだった。 冥土の土産なんて洒落たものでもないだろうけれど、心残りはなくしておきたい。 「そうかい。それじゃあ、話をしようイリヤスフィール。 長いかもしれないし、短いかもしれないけれど。どちらにせよ、最後の猶予期間だ ―――悔いの残らないように」 六時間。 放送一度分の猶予。 ただ話す時間としては長いけれど、死を前にした語らいとしては短い。 けれど、どちらにせよ話をするには充分すぎる時間かもしれない。 そんな風にイリヤスフィールは思う。何しろ、六時間もあるのだから。 ―――そう。六時間あるのだから。 あまりにも都合がいいぐらいに、六時間という時間が猶予として残されているのだから。 リボンズ・アルマークにも。イリヤスフィール・フォン・アインツベルンにも。 そして、生き残った者たちにも。 話をするといい。整理するといい。覚悟を決めるといい。 時間はあまりないけれど、それでも。 確かに残されているのだから。 その先に明確に死が迫っていようとも。 確かに今は生きている。明確に鼓動を刻んでいる。 いずれ死んでしまえばなにもかも無意味だというのなら、生きている価値なんてどこにもない。 だとすれば……たとえ僅かでも時間があるのなら、その中で生きることが無価値であるはずがない。 だから。 ○ ○ ○ 「――――……本気だよ、イリヤスフィール。僕はね、世界を救いたいんだ」 ○ ○ ○ 嘆くことはない。 悔やむことはない。 絶望する必要はない。 哀れな犠牲者も、打ち倒される悪役も、 勧善懲悪の英雄も、愛されるヒロインも、 この世界では、その役柄は意味を成さない。 何も決まってなどいない。 努力が才能を凌駕するとも、正義がかならず悪に勝つとも、騎士が姫を守るとも、決まってはいない。 物語の主人公が道半ばにして死すことも、聖者が殺され悪党のみが救われることも、恋人たちが報われぬ別れを迎えることも、起こりうる。 未来は常に白紙だ。 そんな安っぽい言葉すら、ここでは真実になる。 予定調和なんて存在しない。 ここはもう、彼らを称えるための物語ではないのだから。 善なる主役も悪なる敵役も存在しない。 これはもう、彼らの価値観の物語ではないのだから。 この混沌の坩堝にはあらゆる可能性が混じっている。 ここでならきっと、世界を、因果の理念をも超えられる。 ――――……だから、心配することはないんだよ、イリヤスフィール。 君は幸福な最後を望んだって、構わない。 ◆ ◆ ◆ 夜よりも深い闇に満ち満ちた宇宙(そら)に一隻の船が存在した。 しかし、それを見て船と判別できる人間がどれほどいることだろう。 それは、船というイメージとはかけ離れた姿をしていて……何よりもあまりに巨大だった。 ―――コロニー型外宇宙航行母艦「ソレスタルビーイング」 全長15kmを誇る超巨大航行艦である。 内部に超高速演算システム・ヴェーダの本体、多数の戦術兵器を有し、正に人類最高技術の結晶の産物と言えよう。 ―――しかし。 「ソレスタルビーイング」すら、矮小に見えるほどの巨大な物体が、宇宙(そら)に並び立つようにして浮かんでいた。 ああ、それは最早巨大ということも烏滸がましく感じてしまうほどの大きさがある。 宇宙空間に置いてすら存在感を放ち、傍らの「ソレスタルビーイング」の10倍以上の大きさがあるように見えるそれは――― ―――スペースコロニーと、呼ばれていた。 人工的に創りだされた人間が生息するための衛星。 大気の流れも、水の流れも、重力も、星の瞬きすらも完全制御された密閉空間。 これほどの巨大建造物を作ることは容易なことではない。 数多の世界から集めた技術と資金。ヴェーダによるコントロールがあってこその産物。 そんな広大なコロニーの僅か一角に、水平線が見えるほどの海があり、そして島があった。 島には一見では自然物にしか見えない、山が、川が、草原が、存在した。 幾つもの奇妙な建物が存在した。 櫓があった。発電所があった。駅があった。公園があった。ホールがあった。奇妙な像があった。遺跡があった。 学校が二つあった。神殿があった。闘技場があった。政庁があった。薬局があった。船があった。廃ビルがあった。 様々なものが、その島にはあった。 決して広いとはいえない小さな島ではあったが、そこには確かに様々なものがあった。 ―――そこでは、殺し合いが行われていた。 人が死んだ。十四人死んだ。残りは五十人になった。 人が死んだ。十二人死んだ。残りは三十八人になった。 人が死んだ。十一人死んだ。残りは二十七人になった。 人が死んだ。四人死んだ。残りは二十三人になった。 人が死んだ。十一人死んだ。残りは十二人だった。 人が死んだ。裂かれて死んだ。残りは十一人。 人が死んだ。燃え尽きて死んだ。残りは十人。 人が死んだ。焼け付いて死んだ。残りは九人。 人が死んだ。死んで消えた。残りは八人。 八人のもとに言葉が降り注ぐ。 生き残った彼らに祝福と呪いを告げるために。 希望と絶望を与えるために。 力足りず地に堕ちた天使はただ想いだけを胸に沈んでいた。 矜持なき羅刹は覇気すら喪い空虚な瞳で鉄騎を眺めていた。 生きる傭兵は響く言葉に笑みを浮かべながら耳を傾けていた。 殺人鬼の少女が人殺しの少女の隣に居た。 人殺しの少女が殺人鬼の少女の隣に居た。 空っぽの少女が棺桶の中で涙も流さず哭いていた。 死ねない少年が炎の傍らで呪いの様に生きていた。 愚かで無様な人外未満が己の無力さを悔いていた。 誰もが、動こうとはしなかった。 ……ふと、彼らのうちの誰かが気づいた。 乾いた肌に、水滴が落ちる。 最初は僅かだったそれは見る間に勢いを増し、やがて一定のものとなる。 雨が、降ってきた。 燃えていた戦火が消えていく。戦場に燻るように残っていた熱が引いていく。 高揚していた思いも、怒りも、どこか冷めていく。 その手に残る泥や血糊ごと、感情まで洗い流されていくように。 容赦なく敗残者たちを責め立てる雨を感じながら、誰もが思う。 ―――終わったのだ。 戦いは、もう終わったのだと。 その通り。 しかし、けれど、だからこそ。 ―――物語は始まるだろう。 ―――次の戦いが、始まるだろう。 数度、終わったぐらいで、生(たたかい)は終わらない。 それがここに、一つでも残り続ける限り。 続けよう。絶望を。歓喜を。喝采を。続けよう。 終わったのなら始めよう。新たに初めから、始めてそして続けよう。 人が死ぬ話を。 人を殺す話を。 そんな話の続きを始めよう。 あと少し、少しだけ。 その最後に、きっと幸せなんて無くたって。 ―――人生(ものがたり)は、死ぬまで終わることはない。 【バトルロワイヤル終了まで――――残り8名】 時系列順で読む Back [crosswise -X side- / ACT Reborn 『儚くも泡沫のカナシ』]] Next See visionS / fragments 1 『もう幾度目かの敗北の跡は』 -Index-Librorum-Prohibitorum- 投下順で読む Back crosswise -X side- / ACT Reborn 『儚くも泡沫のカナシ』 Next See visionS / fragments 1 『もう幾度目かの敗北の跡は』 -Index-Librorum-Prohibitorum- 314 crosswise -X side- / ACT Reborn 『儚くも泡沫のカナシ』 リボンズ・アルマーク 330 第七回定時放送 ~Another Heaven~ 307 junction <異理(コトワリ)の問答(ハナシ)> イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/427.html
◆0zvBiGoI0k氏(旧◆QmnDyrAS0E氏) 氏が手がけた作品 話数 タイトル 登場人物 137 絶望の城 アーチャー、枢木スザク、レイ・ラングレン、神原駿河 152 「 」に挑む意思 荒耶宗蓮 161 ひたぎクラブ/とうまブレイク/■■■アーチャー/???ウィッチ アーチャー、C.C.、上条当麻、戦場ヶ原ひたぎ 186 secret faces 荒耶宗蓮、海原光貴 200 亡国覚醒カタルシス ユーフェミア・リ・ブリタニア、ゼクス・マーキス 215 HERO SAGA 『角笛』HERO SAGA 『角笛Ⅱ』HERO SAGA 『大戦』HERO SAGA 『崩落』HERO SAGA 『終憶』 張五飛、デュオ・マックスウェル、両儀式、平沢憂、東横桃子、ルルーシュ・ランペルージ、秋山澪、平沢唯、バーサーカー 227 それぞれの願い 衛宮士郎、白井黒子、ゼクス・マーキス、ユーフェミア・リ・ブリタニア 229 第三回定時放送~世界の外から眺めたるもの~ リボンズ・アルマーク、インデックス、言峰綺礼、ディートハルト・リート 235 試練~New Translation~ ヒイロ・ユイ、ファサリナ、天江衣、グラハム・エーカー 244 我が骨子は捻じれ狂う/相克する螺旋で君を待つ 一方通行、荒耶宗蓮 248 アラガミShort Story 阿良々木暦、浅上藤乃、伊達軍の馬 256 “腹黒の騎士団・バトルロワイヤル・ツアー御一行様”の旅(前編)“腹黒の騎士団・バトルロワイヤル・ツアー御一行様”の旅(後編) デュオ・マックスウェル、両儀式、平沢憂、東横桃子、ルルーシュ・ランペルージ、秋山澪 274 はじまりのおはなし リボンズ・アルマーク、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 282 ひたぎエンド(ビフォー)ひたぎエンド(アナザー)ひたぎエンド(アフター) 阿良々木暦、グラハム・エーカー、白井黒子、枢木スザク、浅上藤乃、天江衣 291 BRAVE SAGA『絶望』BRAVE SAGA『死踏』BRAVE SAGA『未来』BRAVE SAGA『螺旋終落』BRAVE SAGA『希望』 荒耶宗蓮、阿良々木暦、グラハム・エーカー、白井黒子、枢木スザク、天江衣、両儀式、織田信長、伊達軍の馬 293 ラストプロローグ『生地巡礼/死地観覧』 言峰綺礼 298 前夜祭の黒騎士たち ルルーシュ・ランペルージ、平沢憂、アリー・アル・サーシェス 登場させたキャラ 4回 荒耶宗蓮 3回 枢木スザク、阿良々木暦、天江衣、グラハム・エーカー、白井黒子、両儀式、平沢憂、ルルーシュ・ランペルージ 2回 アーチャー、ユーフェミア・リ・ブリタニア、ゼクス・マーキス、デュオ・マックスウェル、東横桃子、秋山澪、リボンズ・アルマーク、浅上藤乃、伊達軍の馬、言峰綺礼 1回 レイ・ラングレン、神原駿河、C.C.、上条当麻、戦場ヶ原ひたぎ、海原光貴、張五飛、平沢唯、バーサーカー、衛宮士郎、インデックス、ディートハルト・リート、ヒイロ・ユイ、ファサリナ、一方通行、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン、織田信長、アリー・アル・サーシェス 氏に寄せられた感想 安定した繋ぎ手ながら、つい最近『HERO SAGA』で開花した書き手さん。今後が楽しみな方の一人。個人的お勧め作品は『HERO SAGA』五部作。 -- 名無しさん (2010-03-06 12 11 35) 殺害三名 -- 名無しさん (2010-04-16 17 55 15) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/322.html
あ行の本編用語集 【一方通行(アクセラレータ)】 【一方通行(アクセロリータ)】 【アニロワ3rdにおけるあだ名一覧】 【アニロワ3rdにおける主催陣】 【アニロワ3rdにおける恋愛事情】 【アホの子】 【アンリ・マユ祭り】 【池田ァ!】 【漢】 【俺とホンダム】 【一方通行(アクセラレータ)】 一方通行の能力、『一方通行(アクセラレータ)』の事。 概要はベクトルの操作。物体の持つベクトルの方向と大きさを自在に操れるようになる。 簡単にいうと触った物体を好きなように動かせる。銃弾だろうが人間だろうが電気だろうが地球だろうが自由自在。 基本は反射に設定されているため、彼に触れたものは一部(生活に必要な光、重力、空気など)を除いて全て反射される。 つまり弾丸とミサイルの飛び交う戦場のど真ん中で昼寝していても一方通行は傷一つどころか埃一つ付かない。核弾頭が直撃してもへっちゃらである。 殴りかかればパンチが反射されて腕が面白い方向に曲がり、銃で撃てば弾丸がそっくりそのまま跳ね返って撃った本人に帰ってくるという凄まじいチート能力。 常時展開なので闇討ちしても不意打ちしても効果なし。ホントどうしろってんだコイツ。 デフォルトのままだと外向きのベクトルも内側に反射してしまうため、パンチが当たった瞬間に腕を引けば殴れないこともない……のだが難易度が超高い上にハイリスクなのでおすすめはしない。 また『反射』はあくまで基本設定であり本人がその気になれば軽く蹴飛ばした小石が超電磁砲顔負けのスピードで吹っ飛ぶ、なんて芸当も可能である。 防御だけでなく攻撃や索敵にも優れており……というかほぼなんでもアリ。 身体能力の超強化、大気を圧縮してプラズマ火球発生、脳の電流を操って記憶改竄、血流を操って対象をスプラッタ、空を飛ぶ、地球の自転を止めるetc... と、アホくさいほどに無敵な能力である。弱点は無いことは無いのだがあえてここでは記述しない。 ちなみにロワ参戦作品内の人物又は能力できっちり攻略は可能である。時間制限もあるし。頑張って一方さんを倒す方法を考えてね♪ 【一方通行(アクセロリータ)】 試練2/逃げ場なんて、無いかもよ(後編)にて唐突に出た一方通行(アクセラレータ)の誤字。 ……なのだが随分と悪意というか偏見というか―――に満ちている気もする。 これではまるでロリコンみたいに聞こえるじゃないか。 確かに彼(若しくは彼女)は外見幼く実年齢さらに下のあらゆる意味で非合法の幼女とちょっといい感じで こいつのためなら命だって惜しくもない! ぐらいの入れ込みようだが…… 性的に興奮するとか光源氏計画とかそういうのではないはずである。 多分、おそらく、きっと。 【アニロワ3rdにおけるあだ名一覧】 感想雑談から本編に至るまで、様々な場所で呼ばれる参加者のあだ名達。 原作作者公認のものからファンによる敬称、ロワ内での行動によって付けられたものまで種類は色々。 田井中律:りっちゃん 琴吹紬:ムギ 中野梓:あずにゃん 東横桃子:モモ 竹井久:部長 福路美穂子:キャプテン、みほみほ、黒美穂子、黒聖母様 池田華菜:池田ァ! 加治木ゆみ:かじゅ 原村和:のどっち、おっぱいさん 張五飛:ごひ、超五飛 トレーズ・クシュリナーダ:トレーズ様、トレーズ閣下 伊達政宗:筆頭 織田信長:魔王、のぶのぶ 明智光秀:変態 本多忠勝:ホンダム 上条当麻:上条さん 御坂美琴:ビリビリ、ツンデレールガン 一方通行:一方さん、アクセロリータ 月詠小萌:ロリ先生 インデックス:ニートシスター、ハラペコシスター セイバー:ニート王、ハラペコ王 バーサーカー:バサカ、場坂 キャスター:キャス子 言峰綺礼:ことみ、マーボー ヴァン:童帝、バカ レイ・ラングレン:レイ兄さん 伊藤開司:カイジ 兵藤和尊:会長 ルルーシュ・ランペルージ:もやし、ルル、童帝、団長 ユーフェミア・リ・ブリタニア:ユフィ 黒桐幹也:コクトー 浅上藤乃:ふじのん 荒耶宗蓮:あらやん、ジョージ(荒耶の声優さん) 阿良々木暦:多すぎるので省略 戦場ヶ原ひたぎ:ガハラさん 刹那・F・セイエイ せっちゃん、せっさん アリー・アル・サーシェス:ひろし(中のひと繋がり)、首輪さん、首輪ちゃん 【アニロワ3rdにおける主催陣】 参加者以外の登場人物一覧を参照してもらえばわかるが多国籍軍であり、 ここまでクロスオーバーやってる主催もそうそうないんじゃないかというラインナップである。 そして当然のことながら一枚岩ではない。 それぞれの動向を見ていくと 荒耶宗蓮 ジョーカーとしてゲームに参加。 根源へ至るという己の目的のためだけに動いており、 元の肉体を失ってなお主催を謀りゲームを続けている。 遠藤勇次 司会進行がメインで大きな行動はおこしていない。 そしてそんな大きな行動を起こす前に死亡。 インデックス 洗脳されてます。 ディートハルト・リート レイニーデヴィル(福路美穂子)に関するレポートを纏めたり、 アカシックレコードに興味を持ったりしているが、表舞台に立つこと自体が少なく 他の主催陣とは一歩距離を置いたような立ち位置を保っており、その目的は不明。 「本編より死者スレのほうが出番多いんじゃないの?」は禁句である。 言峰綺礼 サーヴァントの亡骸を回収するなど帝愛のために動いているようなそぶりも見せるが 美穂子に暗黒説法をするなど自分の目的のために動いているケも強い。最近話(2010年5月現在)では主催への裏切りフラグまで立てている。 また帝愛の目的よりも荒耶の目的に興味があるという発言もしている。 原村和 咲を人質に取られ、仕方がなく協力している。 忍野メメ 遠藤に依頼され、各地の結界修復に奔走しているが 参加者へのヒントをあたえるなどその行動には謎が多い。 という具合である。 この一癖も二癖もある主催陣を束ねる大ボスは誰なのか? 住民はwktkし、書き手諸氏は頭を抱えているとかいないとか… そして第三回放送にてついに主催者らしきリボンズが登場。 さらには人質枠と目されていたイリヤスフィールがまさかのリボンズの「共犯者」としての登場。 イリヤの願いはあなたは無駄だと笑いますか?でおおよそ判明しているがそれを利用するリボンズの目的とは果たしてなんなのだろうか…… 【アニロワ3rdにおける恋愛事情】 百合は多いのだが、男女間での恋愛フラグは非常に少ない。 2ndで突き抜けたカップルが多かったのとは対照的である。 恋愛フラグが立ちそうで立たない(立たなかった)ペア(チーム)を列挙すると グラコロ 恋人というより親子。君らはグラハムさんを性犯罪者にしたいのか! …しかし最近の投下作においてその距離が縮まりつつまる。 この欄からの脱却も近い。 ふぁさひい ヒイロが思春期を捨てているためそんな空気は微塵もない。 ファサリナが積極的になり、ヒイロの思春期を引き出せればあるいは…という意見もある。 伊藤開司、八九寺真宵 カイジが終始真宵に振り回され続けるだけであった。 片倉小十郎、福路美穂子 戦国時代のやくざものと現代の女子高生という取り合わせ。 機械オンチな小十郎を美穂子がフォローするなどなかなかほほえましく、 当ロワ初期において住民からの人気も高かった。 しかしライダーの襲撃を受け、美穂子を守って小十郎は散っていった。 思えば美穂子のカワイソス街道はここから始まったのかもしれない… 上条当麻、戦場ヶ原ひたぎ ひたぎは暦に一途なんだから上条さんに振り向くなんてアリエナイ! アーチャー、C.C. かなり初期から行動をともにしているはずなのだがそういった空気は起こらない。 二人とも、もうそういったことには興味がないということか… 船井組 船井さんうらやましいです(^q^) 伊達政宗、神原駿河 合流時は神原に辟易していた筆頭だが、徐々にいいコンビになっていった。 政庁での別れを惜しむ声は今でもある。 腹黒の騎士団 女ふたりが百合属性持ちなためか、騎士団内恋愛は皆無。 ただ憂は暦にフラグが立ちつつある、ヤンデレ的な意味で。 しかしようやく団長が憂にフラグを立て始めた。(今のところ恋愛というより兄妹的な感じだが……) デュオ・マックスウェル、両儀式 通称「式神コンビ」 コンビ暦も長くなってきて、幹也を失った式をデュオが叱咤激励するなどフラグと思われるものはあるが、そんな空気にならない。 ふしぎふしぎ。 まあ、そもそも式は幹也に一筋、デュオには(友達以上恋人未満な関係だけど)ヒルデがいたりと、 既に相方持ち同士なのだから仕方ないだろう。 明智光秀、秋山澪 光秀にんなもん期待してどうする。 伊藤開司、天江衣 グラコロ解散後にうわさになった二人。 友情を築いた次話にあえなくそにぶ。 しかしカイジはロリが好きだなあ。 爆ボン どっからどう見ても兄妹です。 本当に(ry 阿良々木暦、浅上藤乃 衛宮邸での戦い後、暦の胸で泣く藤乃。詳細はフラグ王を参照。 暦自身はフラグ等立つ訳がない、と否定してみせるが 今度の展開次第では動向が見逃せない二人である。 そんなこんなで現在恋愛要素があるのはシロクロコンビのみというさびしい状況である。 そのため住民の間では時折「このコンビに恋愛フラグを立てるには」といった話題で盛り上がることがある。 余談だが死者スレでは刹那、久という二人にそっち系フラグが…おっと誰か来たようだ 【アホの子】 平沢唯のこと。 出展元である【けいおん!】でもかなりの天然キャラだった彼女だが、 この狂気のゲームの中でも相変わらずのバカっぷりを見せ付けている。 同行者である船井譲次には内心で役立たずだと思われ、 出会ったばかりのルルーシュ・ランペルージには「『使えない』というレベルではない」とまで酷評されてしまった。 だが、ここでよく考えて欲しい。 殺し合いという非日常極まる場面でいつもの自分を保っているのって逆にすごいんじゃないか? さらに唯自身みんなのことが大好きではあるが、秋山澪や田井中律、平沢憂とは違って、 他の誰かに依存しているわけではないのも彼女特有の強みである。 もしかしたら唯はバカだからこそ逆に強いのかもしれない……うん、きっと考えすぎだな。 そんなアホの子、唯に大きな転機が。 気絶している最中にトランザムバーストの影響を受けアカシックレコードと接続、 不完全ではあるが第二回放送までに死亡した参加者の記憶(アーニャ除く)と第二回放送までに島で起きた全ての事象を知識として得たのだ。 このことが唯と周囲の人間に何をもたらすのだろうか… でも言動は前とさほど変わっていないように見えるのはアホの子のなせる業だろうか。 【アンリ・マユ祭り】 2010年2月21日に起きたシンクロニシティ現象。 その日、まず常世全ての善と成る者、常世全てに悪を敷く者の投下があり、 その中で信長が纏った障気の正体がアンリ・マユであったことが判明し、 さらにそれが一方さんを蝕んでいるという描写がなされた。 その数時間後黒い聖母の仮仮投下があり、その中でマーボーがアンリ・マユを片手に現れ、 これを使って瀕死の筆頭か既に肉体が死んでいる美穂子どちらを蘇生させるかの選択を美穂子に迫った。 このことで対主催戦力でトンデモ級の残り二人、一方さんのマーダー化フラグと筆頭のマーダー化or死亡フラグが 同時に立ち、それまで「対主催エンド余裕じゃん」と高を括っていた住民は阿鼻叫喚となった。 曰く、「同日中にアンリ・マユネタが被るなんて誰が予想できるかwww」とのこと。 多分当事者である二人の書き手氏も予想だにしなかったことだろう。 いやあ、シンクロって本当に恐ろしいですね。 【池田ァ!】 調子に乗った池田華菜を叱責する言葉であり彼女の通称。 登場話でいきなり奇声を発し、住民からは一斉に大量の「池田ァ!」の支援レスが飛びおおいに盛り上がった。 池田自身はその話で退場することとなり、本スレでこの言葉を見ることはほとんどないだろうが皆は君を忘れないだろう。 余談だが、死者スレの方での池田は早期退場ということもあってかかなり生き生きしており、 同居人からはよく「池田ァ!」コールが飛ぶ。 【漢】 片倉小十郎のこと。 元々原作でも『仁吼義侠』の二つ名が付けられるぐらいに漢気の溢れるキャラではあったのだが、このロワでもその気質を彼は遺憾なく発揮していた。 まず登場話の時点から、主催者へとはっきりと啖呵を切って対主催の意志を表明するというストレートな行動を見せた上、 後に福路美穂子と接触を果した際は、不安に陥っていた彼女へと、彼女と彼女の仲間を命を賭けて守り抜くと断言し、 そしてその言葉通りに、彼は最後の一刻まで彼女をマーダーから守り抜いて散っていった。 そのあまりにも漢らしかった生き様と死に際に、彼が死亡した際には住民から「漢だった」というレスが多く寄せられたのであった…… また、後に死亡した真田幸村もその死に様が非常に漢らしく、住民からは「彼もまた漢だった」というレスが多く寄せられた。 このこともあり、最近では小十郎個人ではなく、マーダーである明智光秀と織田信長を除くBASARA勢を指す言葉として住民の間に浸透している。 【俺とホンダム】 ガンダム馬鹿「俺」こと刹那・F・セイエイと「ホンダム」こと本多忠勝のコンビのこと。 結成当初は刹那の所属するソレスタルビーイングよろしく武力によるゲームの破壊を目指していたが、 リリーナ・ドーリアンの理念である完全平和主義に触れ、それに同調。 彼女の遺志を継ぎ、完全平和主義の理念を受け継いで行動してゆくことになる。 なりはネタに近いが、言動はかなりかっこいいため住人内での人気も高まりつつある。
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/122.html
【ルルーシュ・ランペルージ】32 033 魔人が蘇る日 ◆aCs8nMeMRg 042 電車男 ◆LwWiyxpRXQ 073 施設Xを追え ◆BXnAdYmV9c 084 ポーカーフェイス(Poker face) ◆X/RX3k8bNY 097 わが﨟たし悪の華 ◆zZobvbdlGE 114 夢を過ぎても(前編)夢を過ぎても(後編) ◆tu4bghlMIw 136 ぶっ生き返す/ふわふわタイム(前編)ぶっ生き返す/ふわふわタイム(後編) ◆zZobvbdlGE 156 船旅 ◆aCs8nMeMRg 163 徒物語~ももこファントム~(上)徒物語~ももこファントム~(下) ◆1aw4LHSuEI 177 状況説明と亀甲縛りの構造に関する考察 ◆kALKGDcAIk 187 ぽかぽか時間 ◆aCs8nMeMRg 197 受け継がれる想い/あるいは霊長の抑止力 ◆IVe4KztJwQ 205 GEASS;HEAD(前章)GEASS;HEAD(後章) ◆hqt46RawAo 215 HERO SAGA 『角笛』HERO SAGA 『角笛Ⅱ』HERO SAGA 『大戦』HERO SAGA 『崩落』HERO SAGA 『終憶』 ◆0zvBiGoI0k 221 GEASS;HEAD NOAH(前章)GEASS;HEAD NOAH(後章) ◆hqt46RawAo 232 想い の 翼(前編)想い の 翼(後編) ◆aCs8nMeMRg 240 Murder Speculation Part2(前編)Murder Speculation Part2(後編) ◆C8THitgZTg 245 ルルーシュと腹黒い仲間たち(前編)ルルーシュと腹黒い仲間たち(後編) ◆MQZCGutBfo 256 “腹黒の騎士団・バトルロワイヤル・ツアー御一行様”の旅(前編)“腹黒の騎士団・バトルロワイヤル・ツアー御一行様”の旅(後編) ◆0zvBiGoI0k 264 残酷な願いの中で ◆SDn0xX3QT2 268 GEASS;HEAD TRIGGER(L)GEASS;HEAD TRIGGER(R) ◆hqt46RawAo 277 仮面 ◆hANcxn7nFM 281 おわりのはじまりⅠ「少女には向かない職業」おわりのはじまりⅤ「最後の挨拶」 ◆1aw4LHSuEI 283 殺意の火薬庫 ◆mist32RAEs 288 GEASS;HEAD END 『離別』GEASS;HEAD END 『死神』GEASS;HEAD END 『孤独』GEASS;HEAD END 『再開』 ◆hqt46RawAo 296 優&愛(前編)優&愛(後編) ◆1aw4LHSuEI 298 前夜祭の黒騎士たち ◆0zvBiGoI0k 302 開幕乱世・無頼 ◆hqt46RawAo 304 crosswise -black side- / ACT1 『疼(うずき)』(一)crosswise -black side- / ACT1 『疼(うずき)』(二) ◆ANI3oprwOY 306 crosswise -black side- / ACT2 『舞姫(まいひめ)』(一)crosswise -black side- / ACT2 『舞姫(まいひめ)』(二) ◆ANI3oprwOY 309 crosswise -black side- / ACT3 『勇侠青春謳(ゆうきょうせいしゅんか)』(一)crosswise -black side- / ACT3 『勇侠青春謳(ゆうきょうせいしゅんか)』(二) ◆ANI3oprwOY 310 crosswise -black side- / ACT4 『逆光(ぎゃっこう)』(一)crosswise -black side- / ACT4 『逆光(ぎゃっこう)』(二) ◆ANI3oprwOY 【枢木スザク】42 036 黒紅!偶然の邂逅 ◆SDn0xX3QT2 068 HELLO!!/幸村、妖怪を退治せんとするのこと ◆fQ6k/Rwmu. 090 こよみパーティー ◆tILxARueaU 119 騎士 失格 (前編)騎士 失格 (後編) ◆SDn0xX3QT2 126 サクラ(イ)大戦 ◆qh.kxdFkfM 137 絶望の城 ◆QmnDyrAS0E 164 疾走する本能(前編)疾走する本能(後編) ◆6HuSfG/Ykw 184 スザク、戦いのあと ◆EXBRaAFchM 191 言葉という無限の刃(前編)言葉という無限の刃(後編) ◆lDZfmmdTWM 202 魔王信長(前編)魔王信長(後編) ◆0hZtgB0vFY 224 5人と1人ともう1人(前編)5人と1人ともう1人(後編) ◆LJ21nQDqcs 237 とある傭兵の戦争記録<レクイエム>とある傭兵の超連射砲<ガトリングガン> ◆hqt46RawAo 242 夢と復讐 ◆MwGEcqIDcI 253 幻想(ユメ)の終わり(前編)幻想(ユメ)の終わり(後編) ◆mist32RAEs 261 砕けた幻想/上条当麻の後悔 ◆IVe4KztJwQ 267 生物語~すざくギアス~(上)生物語~すざくギアス~(下) ◆1aw4LHSuEI 279 女 の 闘い -悪夢-女 の 闘い -覚悟-女 の 闘い -無知- ◆SDn0xX3QT2 280 疾走する超能力者のパラベラムⅠ疾走する超能力者のパラベラムⅡ疾走する超能力者のパラベラムⅢ疾走する超能力者のパラベラムⅣ ◆hqt46RawAo 282 ひたぎエンド(ビフォー)ひたぎエンド(アナザー)ひたぎエンド(アフター) ◆0zvBiGoI0k 285 正義の味方 ◆MQZCGutBfo 289 絆キズナ語ガタリ 半端者・阿良々木暦傷キズ泣ナ語ガタリ 螺旋眼・浅上藤乃 ◆mist32RAEs 291 BRAVE SAGA『絶望』BRAVE SAGA『未来』BRAVE SAGA『螺旋終落』BRAVE SAGA『希望』 ◆0zvBiGoI0k 295 夢 ユメモノ 物 ガタリ 語 -ころもリミット 上- ◆ANI3oprwOY 300 夢 ユメモノ 物 ガタリ 語 -ころもリミット 下-(前編)夢 ユメモノ 物 ガタリ 語 -ころもリミット 下-(後編) ◆ANI3oprwOY 301 ゲーム・スタート ◆hqt46RawAo 303 crosswise -white side- / ACT1 『PSI-missing』(1)crosswise -white side- / ACT1 『PSI-missing』(2) ◆ANI3oprwOY 305 crosswise -white side- / ACT2 『もう何も怖くない、怖くはない』(1)crosswise -white side- / ACT2 『もう何も怖くない、怖くはない』(2) ◆ANI3oprwOY 308 crosswise -white side- / ACT3 『Glossy MMM』(1)crosswise -white side- / ACT3 『Glossy MMM』(2) ◆ANI3oprwOY 309 crosswise -black side- / ACT3 『勇侠青春謳(ゆうきょうせいしゅんか)』(一)crosswise -black side- / ACT3 『勇侠青春謳(ゆうきょうせいしゅんか)』(二) ◆ANI3oprwOY 310 crosswise -black side- / ACT4 『逆光(ぎゃっこう)』(一)crosswise -black side- / ACT4 『逆光(ぎゃっこう)』(二) ◆ANI3oprwOY 313 crosswise -X side- / ACT Force 『WHITE & BLACK REFLECTION』 ◆ANI3oprwOY 317 See visionS / Fragments 2 『死ねない騎士』 -枢木スザク- ◆ANI3oprwOY 318 See visionS / Fragments 3 『my fairytale』 -秋山澪- ◆ANI3oprwOY 322 See visionS / Fragments 6 『あめふり』 -Index-Librorum-Prohibitorum Ⅱ- ◆ANI3oprwOY 324 See visionS / Fragments 8 『あめあがり』 -Index-Librorum-Prohibitorum- See visionS / Fragments 8 『あめあがり』- double -See visionS / Fragments 8 『あめあがり』- last supper - ◆ANI3oprwOY 329 See visionS / Fragments 12 『黄昏』-Index-Librorum-Prohibitorum-See visionS / Fragments 12 『黄昏』- normal phantasm - ◆ANI3oprwOY 331 1st / COLORS / TURN 1 『Continued Story』 ◆ANI3oprwOY 338 2nd / DAYBREAK S BELL(1)2nd / DAYBREAK S BELL(2)2nd / DAYBREAK S BELL(3) ◆ANI3oprwOY 339 3rd / 天使にふれたよ(1)3rd / 天使にふれたよ(3) ◆ANI3oprwOY 340 ALL LAST ◆ANI3oprwOY 343 ep.00 -Re;quiem- ◆ANI3oprwOY 【C.C.】19 027 魔女は晩餐 ◆00PP7oNMRY 062 アカイイト ◆tu4bghlMIw 083 傷んだ赤色 ◆kALKGDcAIk 102 こんな俺に世界を守る価値があるのか ◆mist32RAEs 120 Parallel insistence ◆WWhm8QVzK6 135 ワールドイズマイン ◆tu4bghlMIw 150 神浄の恋せぬ幻想郷(前編)神浄の恋せぬ幻想郷(後編) ◆00PP7oNMRY 161 ひたぎクラブ/とうまブレイク/■■■アーチャー/???ウィッチ ◆0zvBiGoI0k 183 飽く迄も愛してくれる? ◆1aw4LHSuEI 194 命短し恋せよ乙女(前編)命短し恋せよ乙女(後編) ◆LJ21nQDqcs 202 魔王信長(前編)魔王信長(後編) ◆0hZtgB0vFY 224 5人と1人ともう1人(前編)5人と1人ともう1人(後編) ◆LJ21nQDqcs 230 待ち猫オーバーイート! ◆MQZCGutBfo 236 進め、骸横たわる荒野 ◆IVe4KztJwQ 253 幻想(ユメ)の終わり(前編)幻想(ユメ)の終わり(後編) ◆mist32RAEs 261 砕けた幻想/上条当麻の後悔 ◆IVe4KztJwQ 267 生物語~すざくギアス~(上)生物語~すざくギアス~(下) ◆1aw4LHSuEI 279 女 の 闘い -悪夢-女 の 闘い -無知- ◆SDn0xX3QT2 280 疾走する超能力者のパラベラムⅠ疾走する超能力者のパラベラムⅢ ◆hqt46RawAo 【ユーフェミア・リ・ブリタニア】19 016 かしまし~ボーイズ・ミート・バッドガールズ~ ◆tu4bghlMIw 070 怒りと悲しみと ◆70O/VwYdqM 085 偽物語 ◆BXnAdYmV9c 113 過去 から の 刺客 ◆qh.kxdFkfM 140 皇女 と 考察 ◆1U4psLoLQg 154 きらめく涙は虚無に ◆quk2SNagNM 179 その日本人をぶち殺す ◆g5DEhSoQIc 188 The Hollow Shrine(前編)The Hollow Shrine(後編) ◆C8THitgZTg 200 亡国覚醒カタルシス ◆0zvBiGoI0k 204 兄妹 ~或いは、爆弾とボンバーマン~ ◆MQZCGutBfo 214 Oblivion Recorder ◆C8THitgZTg 227 それぞれの願い ◆0zvBiGoI0k 238 世界の中心で愛を叫んだモノ ◆5iKodMGu52 243 開け、細き一条の血路(前編)開け、細き一条の血路(後編) ◆IVe4KztJwQ 252 Innocent Days ◆SDn0xX3QT2 261 砕けた幻想/上条当麻の後悔 ◆IVe4KztJwQ 271 そにぶ? ◆mist32RAEs 279 女 の 闘い -悪夢-女 の 闘い -覚悟-女 の 闘い -無知- ◆SDn0xX3QT2 280 疾走する超能力者のパラベラムⅠ疾走する超能力者のパラベラムⅡ疾走する超能力者のパラベラムⅢ疾走する超能力者のパラベラムⅣ ◆hqt46RawAo 【アーニャ・アールストレイム】7 007 意識の狭間にて ◆BXnAdYmV9c 054 今は亡き王国の姫君 ◆00PP7oNMRY 080 戦争と平和 ◆10fcvoEbko 098 煉獄の炎煉獄の炎 (2)煉獄の炎 (3) ◆.ZMq6lbsjI 113 過去 から の 刺客 ◆qh.kxdFkfM 140 皇女 と 考察 ◆1U4psLoLQg 154 きらめく涙は虚無に ◆quk2SNagNM
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1248.html
残酷な願いの中で ◆SDn0xX3QT2 † 秋山 澪 † 「澪さんと桃子ちゃんも、苗字じゃなくて名前で呼び合ったらどうかな?」 憂ちゃんの提案に、私は沈黙しかできなかった。 テーブルを挟んだ向かい側で、東横さんもほんの少し困った顔をしている。 ルルーシュさんと通信機越しの打ち合わせを終えた後、私たちはホバーベース内の憂ちゃんの部屋に集まっていた。 『学校に着くまでに予備のデイパックを一つ作るように』と指示を受けたからだ。 各自が自分の所持品から少しずつアイテムを出し合い、余っているデイパックに入れてホバーベース内に隠しておく。 こうしておけば、デイパックを奪われた場合でも敵の手に渡る物は少なくて済むし、手元に使えるアイテムが残る。 それがルルーシュさんが考えた作戦だ。 「だって、苗字で呼び合うなんて堅苦しいじゃないですか」 憂ちゃんがこんな提案をするのは、さっき聞いたルルーシュさんがデュオさんを呼び捨てにするようになった経緯が原因なんだろう。 実際、私と東横さんの関係は、出会って間もないとはいえ、たしかに少し堅苦しい。 これからしばらくは共に行動するんだ。 一緒にいるなら、もう少し打ち解けたほうがいいだろう。名前で呼ぶ、という形から入るのも悪くないかもしれない。 ただ……なんというか……そんなにキラキラした瞳で見つめられると恥ずかしいよ、憂ちゃん…… 「あの」 東横さんの声に少し驚いて、私はあわてて顔を上げる。 その時初めて、自分が恥ずかしさで俯いてしまっていたことに気がついた。 私がいろいろ考えたり恥ずかしがったりしている間に東横さんが何を思っていたのかはわからない。 けど、表情から察するに、結論は私と同じみたいだ。 ならここは、年上の私が先に言うべきなんだろう。 「……桃子ちゃん」 「はい……澪、さん」 「えっと……改めて、よろしく」 「こっちこそ、よろしくっす」 東横さん…じゃなくて、桃子ちゃんが、ほんの少し笑顔を見せる。 憂ちゃんも満足してくれたらしい。 私たちは、荷物の整理を再開することにした。 「要らない物は全部こっちに入れちゃっていいっすかね?」 「そうだな。いざという時に必要な物がすぐに取り出せないのは困るし」 「澪さん。二つ以上ある物は、予備のデイパックにも分けて入れとけばいいですか?」 「うん、それでいいと思う」 私も自分の持ち物を、予備のデイパックへ移す物と自分で持っておく物に選別する。 改めて考えると、私は所持品に恵まれているのかもしれない。 元々持っていた物はこの殺し合いが始まる前に全て取り上げられたのに、今、私の手元には私の大事なものがたくさんある。 ベース。 軽音部のアルバムにティーセット。 それに、律のドラムスティック。 正直、見てるだけでもつらい。それでも、持っていてよかった、と思う。 他の誰かには渡したくない……絶対に渡さない。 そう決意して、律のドラムスティックを握り締める。 明智光秀の血を吸って変色してしまったドラムスティックを。 そして私は、思った。 思ってしまった。 考えてしまった。 このドラムスティックを見たら、律はどう思うんだろう―――って。 律は音楽が好きだった。バンドが好きで、ドラムが好きだった。 ドラムスティックは律が音楽を奏でるための物だ。 私はそれを、人を殺す道具にしてしまった。 私は凶器になってしまったドラムスティックを、律に返せるんだろうか。 律の大事な物を穢してしまった私は、律の顔をちゃんと見れるんだろうか。 律だけじゃない。 唯に、ムギに、梓に、私はどんな顔をして会うんだろう。 私は変わった。 もう、血を見たくらいじゃ怯えない。 人殺しもした。 きっと、今ここにいる私は、律や唯やムギや梓が知ってる秋山澪じゃない。 変わってしまった私を、軽音部のみんなはどう思うんだろう。 みんなを救えたとしても、変わってしまった私に、今までの日常へ戻ることなんてできないのかもしれない。 私は気づいてしまった。 今まで自分が、みんなにもう一度会うことばかりを考えて、その後のことを考えていなかったことに。 ―――でも、私はもう止まれない。止まっちゃいけない。 後のことなんて考えてる場合じゃない。 そんなのは、みんなで元の世界に戻ってから考えればいいんだ。 今は、みんなを取り戻すために戦う。 そのためなら何だってする。人だって殺す。 だって、私にはもうそれしかない。 それしか、ないんだから。 私はきっと、間違ってない…… そうだよな? ◇ ◇ ◇ † ルルーシュ・ランペルージ † 途中の橋に仕掛けた盗聴器からは水の流れる音しか聞こえない。 ホバーベースの動きも、カーブの度に民家を数軒犠牲にしていることを除けばスムーズなものだ。 これだけ大きな物が騒音を立てながら移動していれば、こちらに接触してくる参加者がいるかと思ったが、それも無い。 少し拍子抜けだが、問題が発生しないのならばやっておきたいことはいくらでもある。 操舵席の横に置いたテーブル(スーパーマーケットで拝借した折りたたみ式)の上にパソコンを置き電源を入れる。 俺にとっては見慣れない形をしているパソコンは、10秒ほどで起動を完了し、デスクトップを表示する。 そこには俺が予想し、期待していたものがあった。 _______________ 新着メールが1通あります _______________ メールソフトの存在は政庁で既に確認済み。 あの時点ではソフトを起動しようとしても『現在は使用できません』というエラーメッセージが表示されるだけだったが 『現在は』と表記している時点でいつかは使えるようになるというのはバレバレだ。 まあ、隠すつもりもなかったんだろうが。 そして、メールの受信が行われたことで、メールソフトがどの段階で使用可能になるか、正常に動作するかという点はクリアされたと見ていいだろう。 あとはメールをやり取りできる相手が、主催サイドか、他の参加者か、あるいはその両方か、という点だが…… _____________________ From 原村和 To ロックオン・ストラトス ―――――――――――― バトルロワイアルサポート窓口へようこそ _____________________ ……これは予想外だな。 帝愛がこんなサービスまでやっているとは、さすがに思っていなかった。 あくまでも、このメールが真実であれば、の話だが。 このメールの差出人である原村和が主催サイドの人間である確証は無い。 とりあえず、『原村和』と『ロックオン・ストラトス』という名を知っているか、桃子たちに確認を取るか? だが、現時点でこのメールの存在を話すのは…… ……アカウントに名前を使用されているだけでバトルロワイアルと無関係という線もある。 桃子たちが知る人物であったとしても、その人物像を現段階で重要視する必要は無いだろう。 まずは、このメールが主催サイドからのものなのかどうか、突きとめることが先決だ。 原村和からのメールへの対応を一旦保留し、履歴とアドレス帳を開く。 履歴は原村和からのメール1件のみ。 アドレス帳の登録は3件。【原村和】【黒桐鮮花】【沢村智紀】。 これで、あのメールの信憑性がますますわからなくなった。 会場内のパソコンのアカウントには実在しない人間の名を使用しているという可能性も捨てきれないが、そこまで疑いだすと切りがない。 実在の人物だとして……【黒桐鮮花】は参加者の一人である黒桐幹也の親族だと考えるべきだろう。 とすれば、黒桐鮮花が主催サイドにいる可能性はかなり低い。 普通の人間は、自分の親族がこんな悪趣味な催しに巻き込まれることを是としない。 ……我ながら呆れる思考だな。血のつながった親兄弟で殺し合った俺が当たり前のようにこんなことを考えるなんて。 まずは早急に、アカウントが【原村和】【黒桐鮮花】【沢村智紀】に設定されているパソコンの所持者を割り出す必要がある。 主催へと繋がっているのかどうかで、こっちの対応も変わってくるからな。 【黒桐鮮花】【沢村智紀】のパソコンに関しては、相手の名前を聞き出すところから始めなければならないが…… 相手が参加者であれば、当然こっちを警戒してくるはずだ。 ある程度頭の回る奴なら、容易に名を明かすことはしない。最低でも、こちらから先に名乗らない限りは。 しかし、たとえ名前だけだろうと、誰かもわからない相手にこちらの情報を出すのはリスクを伴う。 だから――― __________________________________ From ロックオン・ストラトス To 黒桐鮮花 ―――――――――――― はじめまして 俺はデュオ・マックスウェル。 メールの差出人のとこには別人の名前が出てるだろうけど、 最初から設定してあって変更できないみたいなんだよな。 で、本題なんだけど、アンタはバトルロワイアルの参加者か? もしそうなら連絡がほしい。俺はここから脱出するための仲間を探してる。 アンタがこの殺し合いに乗っていないなら、手を組まないか? __________________________________ ―――利用させてもらうぞ、デュオ・マックスウェル。 お前は所詮、駒だからな。 同じ文面を【沢村智紀】宛にも送信。 【原村和】へは、バトルロワイアルサポート窓口へのメール、という体で文面を作成。質問内容は無難なものにしておいた。 送信が完了したことを確認してパソコンの電源を切る。 もうじき学校だ。 返信を確認するのは学校の探索を終えた後。 さあ、どう出る? ◇ ◇ ◇ † 原村 和 † ルルーシュ・ランペルージという人は、きっと物凄く強運で、でも同時に、とても不幸な人なのかもしれない。 彼から届いたメールを見ながら、私はそんなことを思いました。 バトルロワイアルサポート窓口を利用できるパソコンは、会場内でもほんの僅か。 しかも、阿良々木さんが起動したパソコン以外は、利用のために二つの条件が課されています。 一つめの条件は、国士の広間にあったパソコンから最初のメールが送信されて六時間が経過していること。 この条件は、本来ならどんなに早くとも七回目の放送を越えるまでクリアされることはないはずでした。 ゲーム終了まで達成されなかったとしても、何ら不思議はないような、そんな条件。 でも、阿良々木さんが起こしたイレギュラーによって、一日目が終わるより早くこの条件は達成されました。 二つめの条件は、パソコンによって異なります。 ランペルージさんが所持しているパソコンに設定された条件は、『タワーに置かれているいずれかのUSBメモリのデータを読み込んだことがあること』。 これはかなりハードルの高い条件だと私は思っていました。 なのに彼はこの条件をあっさりとクリアしていたんです。 阿良々木さんの最初のメールから六時間後。 私はランペルージさんの持つパソコンに、メールを送信しました。 内容はサポート窓口に関する簡単な説明のみ。 彼の持つパソコンには、特設サイトのURLの登録や、帝愛が作成した特殊なアプリケーションは入っていませんから。 こうしてランペルージさんは、本当は無くてもおかしくなかったサポート窓口への質問の権利を得たんです。 それなのに―――― ________________________________ From ロックオン・ストラトス To 原村和 ―――――――――――― ひとつめの質問。 このメールを送っている私の本当の名前を答えてください。 ふたつめの質問。 主催の遠藤さんって人が、いま何をしているのか教えてください。 ________________________________ 質問の内容から考えて、彼が私の送ったメールの内容を信じなかったことは間違いありません。 頭が良すぎるのか、疑り深すぎるのか…… ただ、少なくとも彼は、送られてきたメールの内容を信じなかったことによって、私とのメールでのやり取り一回分の時間をロスしてしまった。 これは事実です。 もしランペルージさんの大切な人がこの会場にいて、まだ生きているのなら。 その人の居場所を聞いてくれれば、私は答えることができたのに。 もしかしたらこの時間のロスの分だけ、大切な人を救うのに間に合わなくなるかもしれないのに。 ……でもそれは、私にはどうしようもないことです。 私はただ、質問されたことにマニュアル通りに答えるだけ。 それだけが、今の私のやるべきことで。 それだけが、今の私にできることで。 それしか、今の私にはできなくて―――― ――――本当に私には、それしかできないんでしょうか……? ◇ ◇ ◇ † 平沢 憂 † 『憂、桃子、澪。聞こえるか』 「ルルーシュさん、聞こえてるっすよー」 『学校に着いたが、予備デイパックはできてるか?』 「できてる。私の部屋に置いておこうと思うんだが、それでいいかな?」 『澪か。ああ、それで構わない。 ここからはさっきの打ち合わせ通りだ。桃子と澪は俺と校舎内を探索。憂には周囲の警戒に当たってもらう』 「はーい!」 私は部屋を飛び出して、操舵席に向かった。 途中ですれ違ったのは象の像の自販機で買った警備ロボット。 ルルーシュさんたちが学校を探索している間、私はこの警備ロボットと二人でお留守番担当だ。 最初は私も校舎の探索に行きたいって言ったんだけど、ルルーシュさんが周辺の警戒も大切な役割だって言うし、 廃ビルの探索には連れて行ってくれるって言うから今回は我慢我慢。 ルルーシュさんの言うことはちゃんと聞かないとダメだし、ルルーシュさんを裏切らないようにしなくちゃダメだから。 ……あれ? なんでルルーシュさんのこと、裏切っちゃダメなんだろ? あ、人を裏切るのが良くないなんて、当たり前のことだよね。 「ルルーシュさーん」 「来たか、憂」 ルルーシュさんに促されて、操舵席に座る。 この椅子、思ったより座り心地いいなぁ。 「えっと、そのCDプレイヤーにしか見えないのがさっき言ってた盗聴器の受信端末ですか?」 「そうだ。CDプレイヤーを改造して作ったからCDプレイヤーにしか見えなくて当然だがな。 難しい操作は無いし、今ならチャンネルを変える必要も無い」 「わかりました」 ルルーシュさんに渡されたイヤホンを耳につけたら、水の音が聞こえてきた。 誰かが学校に近付いてきた時と、盗聴器の音声を聞いて誰かが橋を通った時は、通信機を使ってルルーシュさんに連絡を入れる。 それが、今回の私の役割。 「それじゃ行ってくる。任せたぞ、憂」 「あ、ルルーシュさん、約束! 忘れてないですよね?」 「心配するな。阿良々木暦がいたら連絡を入れる」 「絶対ですよ!」 無理矢理ルルーシュさんの左手を取って小指を絡める。 ゆびきりげんまん。 やってから、外国人のルルーシュさんはゆびきりなんて知らないかなって思ったけど、様子を窺ったら伝わってるみたいでちょっとホッとする。 「あ。あともういっこ。桃子ちゃんと澪さんと一緒に、無事に帰ってくるって約束してください」 「……わかった」 ? なんか微妙な間があったような? でも、私が考えてる間にルルーシュさんは行っちゃったし……きっと気のせいだよね。 今は頑張って任されたお仕事しなくっちゃ。 ルルーシュさんの言うことをちゃんと聞いて、ルルーシュさんの役に立って。 阿良々木さんをぶち殺して。 それから ……それから? 私は何のために頑張るんだろ。 ルルーシュさんのため? 違う。自分が死なないためだ。死にたくないから私は頑張るんだ。 何を? 人殺しを? そうだ、いっぱい殺したら、優勝したら家に帰れる。 でも優勝は一人しかできないから、優勝しようと思ったらルルーシュさんや桃子ちゃんや澪さんも殺さなくちゃならないよね? あれ? あ、そうだ。優勝しなくても帰る方法があればいいんだ。 それならルルーシュさんたちを殺さなくていい。 でも、そんな方法なかったら? 私は死にたくない。だったら殺さなきゃ。でも桃子ちゃんは友達で……澪さんとはバンドを組んで…… ……あれ? おかしいな。 なんかよくわかんないけど、私、おかしいよ……? えっと…… 私は…… ……これ、なに? 私………… あれ………? ………やめよう。 考えなくていいよね。 私は死なないために頑張る。阿良々木さんは絶対殺す。ルルーシュさんのことを裏切らない。 これだけわかってればいいんだ、私は。 外を見たら、ちょうどルルーシュさんと澪さんが校舎に入って行くところだった。 見えないけど、桃子ちゃんも一緒のはず。 三人に向かって手を振ってみる。けど、気づいてくれなかった。 暗いし、仕方ないとは思うけど…… でもちょっと、さみしいな。 ◇ ◇ ◇ † 東横 桃子 † ルルさんも澪さんも、ステルス状態の私とよく平気で一緒に歩けるっすね。 後ろから突然襲われるとか考えてないんすか? ……って、澪さんはともかく、ルルさんが考えてないとは思えないっす。 それでも警戒してる素振りが無いってことは、今はまだ大丈夫だって確信してるってこと。 ルルさんは本当に嫌な人っす。 そんなルルさんのこと、今までは敵にしなくて良かったって思ってたっすけど……そろそろ、そうも言ってられなくなってきたっすよ。 ねえ、ルルさん。 私、ルルさんには本当に感謝してるんすよ? たぶん、ルルさんが今誰かに殺されたら、私きっと、ちょっと悲しむっす。 憂さんが死んでも、たぶん少し悲しいっす。 でも、それはあくまでちょっとだけ。 私が本当の本当に大事なのは先輩だけだから。 だから私はルルさんを、殺したくないとまでは思えないっす。 私は今、ルルさんを殺す方法を考えてるっすよ。 もし、生きている参加者が私と澪さん、ルルさんと憂さんの四人しかいなくなったら―――たぶん、私は勝てないから。 一対一対一対一になれば勝機はある。 でもきっとそうはならない。 ルルさんと憂さんは組む。二対一対一対。 ステルスもバレてる以上、明らかに私は不利。 だから、そうなる前にルルさんには消えてもらうっすよ。 今はまだ後ろからバッサリなんてことはしませんけど……ルルさんを殺す方法、そろそろ考えて準備するっす。 相手がルルさんじゃ、たぶんチャンスは一度きり。失敗したら死ぬのは私。 だから、確実に仕留める方法を用意するっす。 そのためにまずは、ルルさんが持ってるらしい能力ってのを見せてもらわないと。 今は、学校の探索に専念するっすけどね。 ……というか 昇降口でみつけたこの自販機、おかしくないっすか? ________________________________________________________ 【施設サービスについて】 こちらの施設では、伝言サービスをご利用になれます。 伝言を残すには1分につき50万ペリカが必要となっており、最大3分まで録音可能です。 伝言を聴く際には、ペリカは必要ありません。 通常伝言の場合は誰でも聴くことができます。 特別伝言の場合は、特定の人物のみが聴けるように設定することが可能です。 特別伝言をご利用の場合は、オプション使用料として100万ペリカが必要です。指定できる参加者は3名までとなっています。 また、同様のサービスをE-7の学校でも行っております。 こちらで録音された伝言はE-7の学校でも聴くことができ、E-7の学校で録音された伝言をこちらの機械で聴くこともできます。 録音用のマイク、伝言を聞く為のヘッドホンは販売機側面に取り付けてあります。 ご利用の際は伝言録音ボタン、伝言再生ボタンのいずれかを押して下さい。 ________________________________________________________ 施設サービスの説明。 これは別に問題ないと思うっすよ。 問題は、商品の一覧っす。 ___________________ 油性ボールペン(黒):200ペリカ 油性ボールペン(赤):200ペリカ 油性ボールペン(青):200ペリカ 修正液:400ペリカ ノート:200ペリカ マジック(12色セット):1500ペリカ 給食(一食分):500ペリカ 硬式野球用 金属バット:25000ペリカ 硬式野球用 ボール:1000ペリカ 硬式野球用 グローブ:35000ペリカ カーボン竹刀:25000ペリカ 剣道着・袴セット:20000ペリカ 剣道用防具一式:60000ペリカ 焼き土下座機:800万ペリカ 巨大ピザ専用オーブン:2500万ペリカ ___________________ ……これだけ施設があれば、一ヶ所くらい品揃えがハズレの所があっても仕方ないっすよね。 武器らしい武器が無いのは、それはそれで別にいいっす。けど…… 「澪…桃子……」 「なんすか? ルルさん」 ルルさんが怒ってるのと真剣なのとの中間みたいな、それでいてなんか面白いというか、簡単に言っちゃうとヘンな顔をしてたっす。 ちょっとした顔芸っすね、これは。 「……『焼き土下座機』というのは何だ?」 『巨大ピザ専用オーブン』もアレだけど、やっぱりいちばん気になるところは同じだったみたいで。 「知らないっすよ」 「私も知らないな……あ、ここに商品説明ってボタンがある」 そう言って、澪さんが青いボタンを押したっす。 _______________________ 焼き土下座機 焼き土下座を行う際に使用する道具です _______________________ 「なんだこれはっ! こんなもの、何の説明にもなっていないだろうが!!」 ルルさんがキレたっす。 まあ、気持ちはわかりますけど……こんなルルさん、初めて見たっすよ。 【E-2/学校・昇降口/一日目/真夜中】 【ルルーシュ・ランペルージ@コードギアス反逆のルルーシュR2】 [状態]:疲労(小)、右腕の骨折 [服装]:アッシュフォード学園男子制服@コードギアス [装備]:ニードルガン@コードギアス、ククリナイフ@現実 [道具]:基本支給品一式、3500万ペリカ、盗聴機×7、発信機×6@現地制作、通信機×5@コードギアス、首輪×3(キャスター・ヴァン・張五飛) 単三電池×大量@現実、パソコン、USBメモリ(会場地図)@現実(現地調達)、USBメモリ(ダモクレス設計図)@現実(現地調達) 荒耶宗蓮の工房から回収した不明品多数、蒼崎橙子の瓶詰め生首@空の境界、和泉守兼定@現実、バトルロワイアル観光ガイド 鏡×大量、消化器、ロープ、不明支給品(0~1) [思考] 基本:枢木スザクは何としても生還させる。 0:結局、『焼き土下座機』とは何なんだ!!? 1:学校→廃ビルの順に施設を調査する。 2:学校探索後、メールの返信がないかを確認する。 3:第四回放送後、黒の騎士団の機動兵器を上位機体に乗り換えさせる。 4:デュオと式を上手く利用する。 5:殺しも厭わない。桃子、憂、スザク、C.C.、ユフィ、澪以外は敵=駒。利用できる物は利用する。 6:阿良々木暦を排除したい。または(ギアスで)懐柔したい。 7:スザク、C.C.、ユフィと合流したいが、C.C.、ユフィは参戦時系列の考察により、相応の警戒を持って接する。 8:C.C.と合流出来たら遺跡(思考エレベーター)を調べたい。 9:象の像は慎重に調べる。 10:ライダー、織田信長、浅上藤乃、一方通行を警戒。 11:両儀式を警戒。荒耶宗蓮の工房から回収した品を見せる?式に既視感? 12:“金で魔法を買った”というキーワードが気になる。 13:首輪の解除方法の調査、施設群Xを調査する? 14:刹那と本田忠勝の想いを受け継ぐ。 [備考] ※参加者が異なる時間平面、平行世界から集められている可能性を考察しています。 デュオとの情報交換から、『異なる時間平面』についての考察を確定させました。 ※桃子から咲の世界の情報を得ました。主要メンバーの打ち筋、スタイルなどを把握しました。 ※自分のギアスも含めて能力者には制限が掛っていると考えています。 ※荒耶宗蓮が主催者側の魔術師である事を知りました。 ※トランザムバーストの影響を受け、刹那・本田忠勝・バーサーカーの戦い、及びその記憶と想いを呼び覚ましました。 (どこまで記憶の影響を受けたかは後述の書き手氏にお任せします。 ただし、何か特殊な力に目覚める、イノベイターに覚醒する等は一切ありません) ※発信機により東横桃子と平沢憂、秋山澪の位置を把握出来ています。 ※式、デュオ、五飛と情報交換をしました。3人に阿良々木暦は殺し合いに乗っていると吹き込みました。 ※ダモクレスが会場内にある可能性を危惧しています。また主催内に自分達を援護する工作員の存在を考えています。 ※盗聴器を一つ、E-2の橋に仕掛けました。 ※パソコンで、メールソフト、バトルロワイアルサポート窓口の利用が可能になりました。 ※揚陸艇は船着場に繋留したままです。(燃料…残り7キロ分) ※【象の像】で警備ロボットを一台購入しました。 【東横桃子@咲-Saki-】 [状態]:疲労(小) [服装]:鶴賀学園女子制服(冬服) [装備]:FN ブローニング・ハイパワー(自動拳銃/弾数15/15/予備30発)@現実、双眼鏡@現実(現地調達) [道具]:デイパック、基本支給品×2(-水1本)、シティサイクル(自転車)@現実、蒲原智美のワゴン車@咲-Saki-(現地調達) 小型ビームサイズ@オリジナル(現地調達) 、七天七刀@とある魔術の禁書目録、発信機@現地制作、通信機@コードギアス 死亡者・おくりびと表示端末、【第1回放送までのおくりびと】のメモ、キャンプ用の折り畳み椅子@現実、“狐”の面@現実、不明支給品(0~1) [思考] 基本:加治木ゆみを蘇生させる。 0:焼き土下座って…… 1:学校→廃ビルの順に施設を調査する。 基本は潜入、監視。 2:ルルーシュを利用し(利用され)、優勝する。 3:もう、人を殺すことを厭わない。 4:先輩が好きだ。それだけは譲らない。 5:そろそろルルーシュには消えてもらう。そのためにまずはルルーシュの能力を知りたい。 6:……憂ちゃんは一応、友達ってことで。秋山澪は……。二人とも最後には死んでもらう。 7:ステルスを使う時は麻雀で対局相手の当り牌を切る時の感覚を大事にする。 8:ライダー、織田信長、浅上藤乃(と思われる黒髪の少女)、一方通行、ユーフェミアを警戒。ユーフェミアに対して『日本人』とは名乗らないようにする。 9:浅上藤乃と思われる黒髪の少女に出会った際に、冷静であるように努める。 [備考] ※参戦時期はアニメ最終話終了後。 ※カギ爪の男からレイに宛てて書かれた手紙は中身を確認せずに破り捨てました。 ※荒耶宗蓮が主催者側の魔術師である事を知りました。 ※自分の起源を知りました。起源は『孤独』。 ※ユーフェミア・リ・ブリタニアの外見的特長を把握しました。 ※闘技場での伊達政宗達やバーサーカーの戦いの顛末を見ました。 ※【A-7】での爆発に気付きました。 【秋山澪@けいおん!】 [状態]:両頬に刀傷 [服装]:龍門渕家のメイド服@咲-Saki- [装備]:田井中律のドラムスティック、影絵の魔物@空の境界、ミニミ軽機関銃(183/200)@現実 [道具]:基本支給品一式×3、千石撫子の支給品0~1個(確認済み)、FENDER JAPAN JB62/LH/3TS Jazz Bass@けいおん! 下着とシャツと濡れた制服、法の書@とある魔術の禁書目録、モンキーレンチ@現実、忍びの緊急脱出装置@戦国BASARA×1 桜が丘高校軽音楽部のアルバム@けいおん!、軽音楽部のティーセット、発信機@現地制作、通信機@コードギアス ジャンケンカード×5(グーチョキパー混合)、ナイフ、一億ペリカの引換券@オリジナル×2、中務正宗@現実、ランタン@現実 [思考] 基本:もう一度、軽音部の皆と会うために全力で戦う。 0:土下座を焼くのか……? 1:学校→廃ビルの順に施設を調査する。 2:この集団を利用し、目的を果たす。 3:軽音部全員を救う方法を探し、見つけ次第実行する。 手段を選ぶつもりはない。 4:サザーランドを乗りこなせるようにする。 5:式とのコネクションは秘密にしておく。 6:憂の精神状態に疑念。 7:一方通行、ライダーを警戒。ユーフェミアに対して『日本人』とは名乗らないようにする。 8:伊達政宗のおくりびとが福路美穂子か。 9:正義の味方なんていない……。 10:私は間違ってない……よな? [備考] ※本編9話『新入部員!』以降の参加です。 ※Eカード、鉄骨渡りのルールを知りました。 ※エスポワール会議に参加しました。 ※ブラッドチップ(低スペック)の影響によって己の起源を自覚しました。起源は『畏怖』と『逃避』の二つ。 ※黒の騎士団全員の情報を得ました。また、ルルーシュたちの作戦を把握しました。 【E-2/学校・ホバーベース内/一日目/真夜中】 【平沢憂@けいおん!】 [状態]:拳に傷、重みを消失 [服装]:ゴスロリ風衣装@さわ子のコスプレセット、純白のパンツ@現実 [装備]:イヤホン@現地制作、ギミックヨーヨー@ガンソード、騎英の手綱@Fate/stay night+おもし蟹@化物語、拳の包帯 S W M10 “ミリタリー&ポリス”(6/6)、 発信機@現地制作、通信機@コードギアス、遠坂凛の魔力入り宝石@Fate/stay night×7個(in腰巾着) [道具]:基本支給品一式、CDプレイヤー型受信端末、リモコン、日記(羽ペン付き)@現実、カメオ@ガン×ソード 皇帝ルルーシュのマント、洗濯紐包帯と消毒液@逆境無頼カイジ、阿良々木暦のMTB@化物語、“泥眼”の面@現実 鉈@現実、燭台切光忠@現実、忍びの緊急脱出装置@戦国BASARA×1、38spl弾×46、さわ子のコスプレセット@けいおん! [思考] 基本:ルルーシュとバンドを組みたい。阿良々木さんはもう絶対殺す。 1:頑張って見張りをする。でも、一人ぼっちでちょっとさみしい。 2:辛いことは考えない、ルルーシュさんを信じる。 3:ルルーシュさんの作戦、言う事は聞く。 4:桃子ちゃんは友達。澪さんとバンドが組めて嬉しい。 5:阿良々木さんにサザーランドを見せた後、ブチ殺してお姉ちゃんのギー太を返して貰う。 6:ライダー、織田信長、浅上藤乃(と思われる黒髪の少女)、一方通行、ユーフェミアを警戒。ユーフェミアに対しては『日本人』とは名乗らないようにする。 7:梓を殺した荒耶宗蓮への憎悪。 8:思いを捨てた事への無自覚な後悔。 9:お姉ちゃんは私の――。 10:死にたくないから、私は……? [備考] ※ルルーシュの「俺を裏切るなよ」というギアスをかけられました。 ※中野梓についていた「おもし蟹」と行き遭いました。姉である平沢唯に対する『思い』を失っています。 ※第2回放送をほとんど把握していません。 ※ユーフェミア・リ・ブリタニアの外見的特長を把握しました。 【(腹)黒の騎士団の作戦】 1:戦力増強のため、超人レベルか達人レベルの戦力を有する対主催派集団に入り込む。または作り出す。 2:ルルーシュと憂と澪は無害を装い。桃子はステルス状態で同行。 3:内側からギアス等で集団を都合よく操る。策を弄する際の連絡役は桃子。万が一の不意打ち役も桃子。 4:出会う参加者に阿良々木暦の悪評を伝える。 5:邪魔になる人物や戦場ヶ原ひたぎは排除するか、ルルーシュが懐柔。 6:桃子は集団内の人間をよく観察する。 7:集団内に殺し合いに乗った人間が居たら、懐柔するか排除する。 8:阿良々木暦に遭遇した場合は混乱に乗じて排除するか、ルルーシュが懐柔。 9:戦力にならない集団とは阿良々木暦の悪評だけ伝えて分かれるか、そもそも関わらない。 10:『おくりびと』は見られないようにする。 【ホバーベースについて】 現在はE-2学校の校庭に停められています。 ※下記の道具の入ったデイパックが、ルルーシュの部屋に置かれています。 基本支給品一式、歩く教会@とある魔術の禁書目録、手紙×2、遺書、カギ爪@ガン×ソード モデルガン@現実、ミサイル×2発@コードギアス、“夜叉”の面@現実、揚陸艇のミサイル発射管2発×1機 ジャージ(上下黒)、皇帝ルルーシュの衣装(マント無し)@コードギアス、ゼロの仮面とマント@コードギアス、 カセットコンロ、 混ぜるな危険と書かれた風呂用洗剤×大量、ダイバーセット、医薬品・食料品・雑貨など多数@現実 ※下記の道具の入ったデイパックが、澪の部屋に置かれています。 基本支給品一式×6、ゼロの剣@コードギアス、ゼロの仮面@コードギアス、果物ナイフ@現実(現地調達)、ジャンケンカード×5(グーチョキパー混合) ファサリナの三節棍@ガン×ソード、刀身が折れた雷切 @現実、遠坂凛の魔力入り宝石@Fate/stay night×3個、薔薇の入浴剤@現実 桜が丘高校女子制服(憂のもの)@けいおん!、メイド服@けいおん! 、ポンチョのようなマント@オリジナル(現地調達) 桃太郎の絵本@とある魔術の禁書目録、2ぶんの1かいしんだねこ@咲-Saki-、シアン化カリウム入りスティックシュガー×5 ※冷蔵庫内に大量の食糧が入っています。 ※下記の機動兵器が格納されています。 [平沢憂用]:RPI-13サザーランド スラッシュハーケン、アサルトライフル、メーザーバイブレーションソード [秋山澪用]:RPI-13サザーランド スラッシュハーケン、スタントンファ、大型キャノン [デュオ・マックスウェル用]:OZ-06MS リーオー ビームサーベル(リーオー用)×2、シールド(リーオー用)、ビームライフル(リーオー用) ※警備ロボットが一台、ホバーベース内を巡回しています。警備ロボットの詳細については後続の書き手氏にお任せします。 【???/飛行船・原村和の部屋/一日目/真夜中】 【原村和@咲-Saki-】 [状態]:健康 [服装]:私服 [装備]:エトペン@現実 [道具]:デスクトップPC×数台、会場監視モニタ×数台、質問対応マニュアル(電子ファイル) [思考] 基本:帝愛に従い、咲さんを救う 1:役割(麻雀・サポート窓口)をこなす。 2:咲さんが心配。一目だけでも無事な事を確認したい。 3:どうせ打つなら守る為の麻雀を打ちたい。 4:忍野メメを警戒。従ってはいるものの、帝愛は許せない。 5:【円形闘技場】、【象の像】、【遺跡】が帝愛にとっての最重要施設? 6:私には、帝愛に与えられた役割を果たすことしかできないんでしょうか……? [備考] ※登場時期は最終回の合宿終了後です。 ※基本的に自分の部屋から離れられません。 ※監視されていること、異世界から集められていることを知っています。 ※【櫓】が鬼門封じの重要施設。【円形闘技場】、【象の像】、【遺跡】のどれか、もしくは全てがこの島の最重要施設だと考察しています。 ※以下の事柄はSOA!と思っています。 ・死者が蘇る。 【質問について】 参加者の居場所 サポート窓口を利用可能になった時点で回答可能。 ※但し一回の放送ごとに利用できるのは一人までで、居場所が分かるのも二人までです。 特定人物を殺害した人間の名前 ※但し一回の放送ごとに利用できるのは一人までで、殺害者名が分かるのも二人までです。 殺し合いに巻き込まれた理由、殺し合いの目的 サポート窓口を利用可能になった時点から四回目の放送以降、回答可能。 原村和について サポート窓口を利用可能になった時点から三回目の放送以降、回答可能。 特定の人物の同行者 少なくとも、サポート窓口を利用可能になってから一回目の放送を越えた時点では回答不可。 ※ルルーシュからの質問が回答可能なものかどうかは、後続の書き手氏にお任せします。 自販機商品解説 【焼き土下座機@逆境無頼カイジ Ultimate Survivor】 焼き土下座をするために必要な道具の一式。絶対に特注品。 【巨大ピザ専用オーブン@コードギアス 反逆のルルーシュ】 文化祭の企画、直径12mのピザ作りのために用意されたオーブン。 肝心のピザは生地作成段階で失敗しているので、オーブンとしての役割を果たしたことはないと思われる。どう考えても特注品。 時系列順で読む Back 砕けた幻想/上条当麻の後悔 Next Thanatos. 投下順で読む Back 伽藍の世界 Next Thanatos. 256 “腹黒の騎士団・バトルロワイヤル・ツアー御一行様”の旅(後編) 平沢憂 268 GEASS;HEAD TRIGGER(L) 256 “腹黒の騎士団・バトルロワイヤル・ツアー御一行様”の旅(後編) ルルーシュ・ランペルージ 268 GEASS;HEAD TRIGGER(L) 256 “腹黒の騎士団・バトルロワイヤル・ツアー御一行様”の旅(後編) 東横桃子 268 GEASS;HEAD TRIGGER(L) 256 “腹黒の騎士団・バトルロワイヤル・ツアー御一行様”の旅(後編) 秋山澪 268 GEASS;HEAD TRIGGER(L) 246 鬼門 原村和 269 衣 野性の闘牌